今回で3回目の投稿となります、”資格de1000本ノック”です。本日もどうぞよろしくお願いします。
目次
本日は、以下3点についてお伝えします。
1.今回のテーマ
2.1次試験保険受験はすべきか!?
3.次回予告
1.今回のテーマ
前回の予告通り、今回は”1次試験保険受験はすべきか!?”について書きたいと思います。今回は私のような多年度生向けの内容となります。既に他のGokaku Amigosメンバーの投稿にも同様の投稿がありますが、私の個人的な見解を述べたいと思います。
2.1次試験保険受験はすべきか!?
結論、”1次試験の保険受験はすべき!”です。以下、私がそう考える理由を述べたいと思います。
理由其の①中小企業診断士試験は難しい!
令和3年度の中小企業診断士試験は、第1次試験の合格率は36.4%と高水準であったものの、第2次試験の合格率は18.3%と依然として狭き門となっています。SNSなどではストレート合格生の華々しい投稿が目立ちますが、その裏側で80%以上の受験生が2次試験で散っているのも事実です。保険受験をせずに万が一不合格となった場合、翌年度は1次試験からのスタートとなります。ここ数年、1次試験の合格率は30%を超えていますが、私が初めて受験した平成28年度の合格率は17.7%と大変厳しい時代もありました。来年も30%台の合格率が続くとは限りません。
理由其の②心の保険をかける!
万が一不合格でも来年も受験できるという”心の保険”をかけることが出来ます。2次試験に2度失敗すると、3年目は1次試験からのスタートとなります。3年目に挑む多くの受験生が、1次試験と2次試験を同時並行で学習するかと思います。しかしながら、理由其の①でも記述したとおり中小企業試験は1次試験も難しい試験です。私の受験生活のなかでも、1次試験で敗退し2試験に進めなかった方を何名か見てきました。また、最近では新型コロナの影響もあり、試験前に発熱して受験できないといった事態も想定されます。そのため、”心の保険”をかける意味でも保険受験をするべきと考えます。
理由其の③1次試験の問題が出題される!
例えば、令和2年度第2次試験事例Ⅳ(第3問設問1)で”負ののれん”についての記述問題が出題されました。実はこの問題、平成28年度第1次試験財務・会計(第3問)において同様の内容が出題されています。通常、5年分の過去問は対策すると思われるので、保険受験していれば対応できたと思います。私もこの記述に対応できたおかげもあり、事例ⅣでA評価を獲得できました。他にも平成30年度第2次試験事例Ⅲに出題されたマン・マシンチャートの問題も同年度第1次試験の運営管理にて出題されるなど、第1次試験の出題内容を応用したものが出題された実績があります。
3.次回予告
今回は以上となります。次回の私の投稿(5月)は”1次試験直前期の学習方法”を予定しております。最後までご覧いただきありがとうございました。