みなさん、こんにちは。
フレブルたけちよちゃんです。
4回目の投稿になります。
さて、今回は試験の基本は丸暗記?ということについてお話します。
時代の流れでしょうか、現在はさまざまな資格試験の情報を入手しやすくなっています。
検索すると、何かしらの情報を得ることができます。
情報収集は資格試験対策の第一歩です。
とはいいつつも、とりあえず大手の講座を受講しておけば大丈夫だろうと考える方も多いのではないでしょうか。
私もその一人でした。
大手の講座を受講して
私は地方在住ですので、通信講座で対策を行う方針でした。
そこで、とある大手の講座を受講してみました。
びっくりするくらい何もわかりませんでした。
この講師の先生は何を言っているのだろうか。
あんな風に思ったのは初めてだと思います。
中小企業診断士試験は正解が発表されない試験なので、的を外さないように保守的な解答をするらしいと。
そもそも正解が発表される論文式試験があるのか知りませんが、違和感しか覚えませんでした。
資格試験のいいところ
社会人になり、様々な分野のことを調べることが増えました。
調べるだけでは、なかなか理解できないものも多くあります。
そんなときは、関連する資格試験のテキストを見てみると、その分野においてどのような位置づけにあるのかなどもわかって理解を深めることができます。
試験範囲は体系化された目次として大変わかりやすいものです。
学んだついでに試験も受けてみようといった感じでチャレンジしてみたりもしました。
体系化された知識は吸収しやすいものです。
アナフィラキシーショック?
アナフィラキシーショックとは、アレルギー反応によって引き起こされる重篤な症状をいいます。
みなさんの中にもいろいろなアレルギーをもった方がいらっしゃると思います。
食物、花粉、動物、金属など。
私は結婚して、結婚指輪を付けてみて初めて金属アレルギーだということがわかりました。
学習においても、いろいろなアレルギーをもった方がいらっしゃると思います。
現代文、数学、物理、化学、簿記など。
私の中小企業診断士の2次筆記試験に対する違和感は、まさにアレルギー反応です。
症状は重篤だったので、はじめての2次筆記試験は不合格でした。
治療開始!
どのような治療が必要なのか、やはり大切なのは情報収集です。
中小企業診断士の2次筆記試験対策を専門に行っているところがあるらしい。
フレームワーク(体系化)を駆使して対策を行うというので、AASに通院することに決めました。
与件文の読み方、設問の考え方、設問全体としての整合性と一貫性を学び、症状は改善しました。
もっと早く知っていればよかったと思いました。
リハビリテーション!
体系化された知識は吸収しやすく、AASでのリハビリは進んでいきました。
とはいうものの、事例Ⅳ以外は基礎体力づくりから始めた感じです。
2度目の2次筆記試験に向けて、事例Ⅳの計算問題対策はほとんど行いませんでした。
1年目に2次筆記試験は事例Ⅳで高得点を取ることができれば合格できるという情報をもとに、対策しやすい計算問題をこなしていたからです。
実際に試験を受けてみて、論述の解答の出来が悪ければ得点が伸びないことがわかったので、事例Ⅳでも重視すべきなのは論述問題だということに気づきました。
まなぶことは、まねること!
まなぶことは、まねること。よくいわれる言葉です。
実際に子供たちは良いことも悪いことも真似て学んでいきます。
社会人になると、「仕事ができる(優秀な)おれを真似ろ!」という上司や先輩がいたりします。
私だけでしょうか、真似ることを強制されると、真似たくなくなります。
素直にできないのは、私に素直さがないのか、それとも別の理由があるのか、難しいところです。
しかし、「他人と過去は変えられないが、自分と未来は変えられる」という言葉のように、自分と未来を変えることのほうが生産的なのでいやいやでも真似ることをお勧めします。
なお、素直さ以外の別の理由とは、生理的に受け付けないとか一種のアレルギー反応でしょう。
学習でのアレルギーとは
身体のアレルギー反応は、過敏に反応してしまうことです。
精度の高いアンテナを張っているのでしょう。
一方、学習でのアレルギー反応は、表現として矛盾してしまいますが、反応できていないことではないでしょうか。
自分の頭の中に関連する情報を探しても、見つからない状態ではないでしょうか。
アンテナを張っていないのでしょう。
アンテナを張り、反応するために必要なことは、知ることです。
だからこそ、アレルギー反応を示すような学習をする必要がある場合は、わからなくても最初から最後まで一通り進めることです。
少しでも頭の中に関連する情報を残してあげることが、次の気付きにつながるのです。
これこそが、アンテナを張るという行為に他ならないのでしょう。
2次筆記試験に向けて
あまり認めたくないことですが、学習期間が長期にわたると、せっかく張ったアンテナの精度が落ちてきます。
知っているか、知らないかと問われると、知っていると答えますが、説明できないという状態はまさにアンテナの精度が落ちた状態です。
過去に学習したことがあるけれど、忘れてしまったというのも同じでしょう。
アンテナの精度を高めるためにはどうしたらよいのでしょうか。それは、丸暗記です。
頭の中の情報を出し入れするには、丸暗記できている状態が必要です。
たとえば、税理士試験では、理論マスターや理論サブノートといった理論集が市販されており、受験生は丸暗記に励んでいます。
丸暗記することで合格できるかわかりませんが、合格した方はみなさん丸暗記しているようです。
中小企業診断士試験においては、暗記用の理論集などは見かけませんが、理論集の暗記はアンテナの精度を高めるにはよい方法です。
ただし、論述量が多くない2次筆記試験では、過去問の模範解答の丸暗記が効果的です。
受験校の解答、ふぞろいの合格答案などがあります。
解答の組み立て方、解答要素の数・粒度など丸暗記できれば、血肉となります。
無駄で非効率な学習法だと笑う方もいるでしょう。
しかし、過去10年分の模範解答が丸暗記された状態を考えてみてください。
きっと解答は瞬間的に浮かんでくるでしょう。
なお、この方法は口述試験対策としても有効です。
私のように年齢を重ねて集中力が落ちてきたなと思う方は、脳トレと思ってやってみてください。
多年度生でこれまでのやり方を変えてみたいと思う方も試してみてほしいと思います。
なお、暗記の時間は学習時間に含めてはいけません。
必要な学習量は確保しましょう。
ずいぶんと長い文章になって申し訳ありません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
以上