R03年度事例3(得点 63点)

第1問(配点20点)

(a)
強みは、①製品の企画から完成品迄の一貫生産体制、②自社サイトでの直接販売等である。

(b)
弱みは、①低価格品が主体の取引、②製造部門における非効率な生産管理力不足等である。

第2問(配点30点)

(a)
裁断工程における資材管理力の向上が課題。

(b)
対応策は、①生産計画に予め資材の納期を組 み入れる等、全工程での計画立案、②月次での計画作成から週次の作成に変更し、特急品に対応した管理で資材欠品を抑制すること。

(a)
縫製工程における作業員の負荷軽減が課題。

(b)
対応策は、①作業内容のマニュアル化・標準化、②若手職人へのOJTやマイスター制度による技能承継、③自社ブランド製品の修理作業の専任班を作り負荷軽減を行うこと。

第3問(配点20点)

C社は、①製品企画面で、製品デザイン部門は新製品の企画・開発経験が少ないため、顧客ニーズの収集やノウハウ取得が課題で、②生産面で、欠品や過剰在庫が生じているため、需要予測の精緻化や、週次の生産計画等の短サイクル化による計画の精緻化が課題である。

第4問(配点30点)

C社は、熟練職人の手作りで高級感を出すことを行うべきである。理由は、手作り感のあ る仕様に対する需要が高く、高付加価値製品の販売で事業が安定するためで、C社は、①若手職人へのOJTやマイスター制度で早期に技能承継を行うと共に、②一貫生産体制で受託生産品を効率化し、最大の効果を得る。

 

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