第１問（配点20点）
（a）
高い加工技術と一貫受託生産が可能。熟練職人のもつ高い縫製・仕上げ加工技術。
（b）
製品デザイン部門の企画開発経験不足。若手職人の技術習熟不足。生産計画精度の低さ。
第２問（配点30点）
（a）
生産計画精度向上による在庫数の適正化。
（b）
①月1回の生産計画頻度を向上し需要変動へ対応。②受注・在庫量に応じたロットサイズ適正化、③資材発注業務を生産管理担当に移管し需要に応じて安全在庫を設定。
（a）
縫製工程の負荷軽減と生産性の向上。
（b）
①自社ブランド担当は専任化し、各工程の分業体制で効率化、②作業割り当て業務を生産管理担当に移管、③若手職人へのOJTによる技術向上、により負荷軽減を図る。
第３問（配点20点）
企画面は、小売店やオンライン販売から顧客ニーズを吸い上げ、それを踏まえた製品企画・開発を行う体制の整備。生産面は、見込生産品の欠品・過剰在庫を防ぐこと。そのために①生産計画策定頻度を上げて直近の需要を反映する、②安全在庫を設定すること。
第４問（配点30点）
手作りで高級感を出す方向を選択する。加工技術や一貫生産体制、熟練工の技術力を活かせ、高付加価値製品をインターネットや直営店での直販により高利益化が見込めるため。対応は、①営業力を強化し顧客ニーズ把握や分析による商品開発、②若手職人のジョブローテーションで製造全体の技術習熟を推進。
