R03年度事例3(得点 61点)

第1問(配点20点)

(a)
強みは加工工程拡大、技術向上と製品デザイン部門による一貫受託生産ができる点である。

(b)
弱みは①製造全体の技術習熟が不十分な点②新製品の企画・開発経験が少ない点である。

第2問(配点30点)

(a)
生産計画の精度を向上させること。

(b)
対応策は①生産計画担当者を専業化して計画作成に集中させる②生産計画策定頻度を月1回から短サイクル化することで受注変動への対応力向上と製品在庫抑制を図ることである。

(a)
資材発注、在庫管理の精度を向上させること。

(b)
対応策は①担当者を裁断工程から独立し専業化する②ABC管理により資材毎の納入リードタイムに合わせた発注管理を行い、資材欠品による生産計画変更を防止することである。

第3問(配点20点)

課題は、製品企画面ではニーズ収集を行う営業部の新設により新製品企画・開発経験の少なさを補完する体制の構築である。生産面では①自社ブランド製品製造に必要な技術の習熟を図ること②生産計画制度を向上させて欠品による機会損失を防止することである。

第4問(配点30点)

C社は、自社ブランド製品を熟練職人の手作りで高級感を出すことを選び、高付加価値化による収益力向上を目指すべきである。対応は①強みであるデザインから製造までの一貫受託生産体制を活用する②アイテムを絞り、若手職人の技術習熟を効率的に進める③オンライン販売を活用して売上向上を図る。

 

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