明日8月6日(土)、8月7日(日)は一次試験受験日。受験される方は頑張ってください。
1次試験、2次試験に共通することですが、以下項目は常に頭において受験にのぞんでください。
①できる問題から解答する。(特に、財務、経済、企業経営理論、法務)
②ケアレスミスを防ぐ。(マークミス、誤読、計算ミスに注意)
③タイムマネジメントを徹底する。(特に、財務、経済、企業経営理論)
1次合格経験のある多年度受験生でも、上記①②③を怠っていると、厳しい状況に陥りますで
注意してください。
さて、1次試験が終われば、すぐに2次試験(10月30日)までの学習スケジュールをたてましょう!
その際、最低1校の模試を受験することをスケジュールインすることをお勧めします。理由は、①模試受験日を
マイルストーンとして、自分の解答プロセス、タイムマネジメント、合格答案解答作成の完成度合い等をチェックできる
②2次試験の本番同様の体験ができる。(1週間の体調管理、当日朝の過ごし方、ファイナルペーパーの確認、昼食時の過ごし方など)
からです。特に②は重要と思います。今年は新型コロナウイルスが猛威を振るっており、試験前の1週間、家族を含め感染防止対策を
徹底すること、そして家族が感染して濃厚接触者となった場合の対処の仕方を知っておくと、いざというときに慌てずにすむ
と思います。今年は特に模試を通じて、体調管理面でのリスク管理まで徹底されておくことをお勧めします。
また、スケジュールを立てる上で、「自分の2次試験合格のための最大の課題はなにか?」と自問して、最大の課題の
克服を優先した日々の学習のスケジュールを立ててください。あれもこれもと欲張ってスケジュールを立てると、
最大の課題克服の優先順位が低くなり、2次試験本番で同じミスを繰り返してしまうことに繋がります。
私の場合の最大の課題は、「誤読の克服」すなわち「文章を正しく理解する」でした。そのため、基本的なことですが
音読、写経、題意と制約条件の把握、形式段落の要約と関連性、知識のブラッシュアップ等を、合格した昨年度は
日々の学習スケジュールの中で、優先順位をたかめて取り組んでいました。そして合格できました。
いろいろ課題はあると思いますが、「最大の課題」にフォーカスしてその克服に尽力されることをお勧めします。
あと、1次試験で不運にも不合格になった方も、来年度の合格のためにも2次試験の10月30日までは、中小企業
診断士の受験勉強をすることをお勧めします。モチベーションは下がりますが、1次合格者は必死で10月30日までは
学習します。その受験者の8割は不合格となりますが、その方たちと来年度、争うことになります。この期間手を抜くと
来年度の合否に大きく影響します。つらく苦しい期間ですが、来年リベンジするためにも、スケジュールをたて計画
的に1次合格者以上に必死に学習しましょう。そういう人間を中小企業診断協会は求めています。
がんばってください!
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