2次試験を終えて

皆さん、こんにちは。たかみず7と申します。まずは 2次試験を受験された方、お疲れ様でした! 約 1年間の長丁場を完走できたことは、結果はどうあれ、ご自身の貴重な経験になると思います。今は少し休んで、これからのことをじっくりと考えてみる時間に充ててください。今回は、2次試験後にやっておいた方が良いことを書いていきたいと思います。気を張らずにノンビリとご覧ください。

目次

(0) 2次試験の得点に関する私見:

巷で噂されている「傾斜配点」なるもの、あるのでしょうか? ないのでしょうか? 私はあると思っています。ただし、設問毎の配点の変更はないのではないかと思っています。理由は、2次試験は絶対評価ではなく相対評価であり、難易度が高い設問が多くても、一定の合格者を出さないといけないからです。

これまで、模試や答練の採点を経験させていただき、難易度が低めで「みんなが出来ていそう」な設問は厳しめに採点し、難易度が高くほとんどの方がゼロ点に近い解答の場合は、「1つのキーワードがかけていれば、無条件に 2点」といった採点を「やりたくなってしまい」ます。そうしないと、点数のばらつきが出ない (≒実力が点数に反映されない)と考えるからです。

特に事例Ⅳは難問の場合は、部分点は相当配慮されると思いますので、事例Ⅳができなかったと感じておられる方、みんな同じですので、気持ちを切り替えておきましょう!

(1) 再現答案の作成:

他のブログ等で皆さんが散々言っていると思いますが、再現答案は用意しておきましょう。再現答案の作成までが 2次試験です。理由は 2つ、1つ目は筆記試験に合格後の口述試験対策になるからです。口述試験については、来月に記載する予定ですが、筆記試験の内容から出題されることがほとんどです (採点官は受験生の解答を持っているかも・・・です)。ですので、自分が何を解答したのか、明確にしてから臨む必要がありますので、忘れないうちに再現答案を作成しておく必要があります。

2つ目は各予備校の採点サービスを活用したり、解説講義を受講したりすることで、自分のおおよその点数を事前に知ることができるためです。万が一今年が不合格だった場合、来年に向けての最初の振り返りにもなります。ただ、私は、過去再現答案の作成は行っておりましたが、採点サービスや解説講義の聴講は行いませんでした・・・。しばらくは中小企業診断士試験から離れたいという気持ちが強かったからです。

(2) 出来なかったことをやる:

本業、家族サービスを含め、2次試験のために犠牲になっていたことがあると思います。特に時間を費やしてしまってなかなか手が出せなかったことを思う存分やっておきましょう!

(3) 次のステージを考える-1 (診断士の活動):

周りに診断士の方がいらっしゃらない方は、試験合格後をイメージしにくいのではないでしょうか? というわけで、試験後に落ち着いていて比較的時間の取りやすいこの時期に、新米の中小企業診断士の活動に関する書籍を読んでみるのはいかがでしょうか? いくつか、候補を下記に挙げておきます。

タイトルと amazonの URL
1 ふぞろいな中小企業診断士
2 ストーリーで読む診断士ギョーカイ分布図
3 新米コンサルタントは診断士!

ご自身の未来に重ね合わせて、モチベーション維持にご活用ください。

(4) 次のステージを考える-2 (来年の受験):

2次試験の合格率は 2割弱で推移しており、大変厳しい試験です。というわけで、とても言いにくいことではありますが、不合格となった場合のことを、ぼんやりとでいいのでシミュレーションしておきましょう。

1) 来年の 1次試験:

来年は 1次試験を受けないといけないのか、もう 1回チャンスがあるのか、確認しておくことです。1次試験の有無でスケジュールは大きく変わりますので。

2) 来年やりたい勉強:

2つ目は今年やりきれなかったことは何だったのか、振り返りしておくことです。この時期はとても勉強する気になれないとおもいますが、来年になったら、どんな勉強をするのか、ぼんやりと考えておくと、スタートダッシュに繋がると思います。

3) 来年の受験スタイル:

3つ目は来年の受験スタイルをどうするのか、考えておくことです。具体的には、予備校に行くのか独学するのか、通信 (web)なのか通学なのか、ぼんやりと考えておきましょう。ちなみに、AASの講座説明は・・・まだみたいですね (笑)。しばしお待ちを。AASにご興味ある方は是非説明会にご参加ください!!

おわりに:

2次試験、本当にお疲れ様でした。この時期は、少しゆっくりして、存分に英気を養ってください。水曜日はむりんさんです。むりんさん、よろしくお願いいたします。

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