こんにちは。
3回目の投稿となります、地方公務員(♀)のたんぽぽです。
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目下、2次合格後、初めての実務補習中(7.17執筆)です!
チームメンバーと指導教官に恵まれ、刺激的な日々を過ごしていますが、
●前半(2日)と後半(3日)の間、平日晩の帰宅後の宿題
●実務補習期間中の連日の猛暑&補習中の会議室は冷房がよくきいていたり(ちょっと自律神経乱れ気味→これ要注意!)
●睡眠不足 が堪えます💦
が、明日はいよいよ企業さんでの報告書プレゼンです‼️
今回の実務補習の模様、分かったことや準備しておくといいこと・・・などなどはあらためて別の機会にお知らせします。
さておき今日は、私が受験中に書いていたブログで、一番アクセス数が高かった(なんでっ??)「イケカコ」についてご紹介します。
■受験生なら必ず聞いたことがある「イケカコ」
「イケカコ」とは「意志決定会計講義ノート(いし けってい かいけい こうぎのーと)」の頭文字をとった参考書兼問題集です。
これが診断士受験勉強のバイブルにもあげられるのは、著者の大塚宗春さんが、診断士2次試験の事例Ⅳの原型を作った方とも言われているからです。
でも、一部には、このノートは公認会計士や簿記1級を目指す方用に作られた参考書なので、診断士受験にはオーバースペック、やるだけ無駄という声も聞きます。
それでも割と財務会計が好きな方だし、事例Ⅰ〜Ⅲと違って事例Ⅳは解が一つの試験でもあるので、当時の私はAma●onでポチッ‼️
いや、マジで。
1つの単元(レクチャー)で3章あって、1章目はじっくり読んで基本の考え方を頭に入れる読み物なのですが、2章目の例題(1〜3問ぐらい)は、1問目が標準で2問目からいきなり難しい💦
3章目は問題が1〜2個ありますが、この辺にいきつく頃にはヘロヘロになります。
条件設定が複雑だったりして、うっかり1つの条件を忘れてしまったり。
イケカコでNPV慣らしたら、無敵かもっ!!
でも、会計が好きな人には、最初の1章目を読んでると「なるほど〜」と唸る箇所があります。
会計のプロが、会計の意義や面白さの「入り口」を本当に伝えたかった本なのかも。
ちなみに全部やる必要はないので、私は
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Lecture1 全部原価計算と直接原価計算
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Lecture2 CVP分析(基礎)
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Lecture3 CVP分析(応用)
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Lecture4 事業部の業績評価
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Lecture6 業務的意思決定会計
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Lecture7 活動基準原価計算(ABC)
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Lecture8 戦略的意思決定会計(1)
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Lecture9 戦略的意思決定会計(2)
までを2周やりました。
それでも、試験当日の事例Ⅳのできなさを考えると、まだ血になり肉になってなかったな。。。と思うこと然りです。
ともあれ、非常にオーソドックスな良い参考書の気がして、今でも手元に残しています。
簿記1級というのも視野に入ってきたな(有言無実行の気配💦)。
また・・・このイケカコで功を奏したのが、R4 の事例Ⅳ 2次試験で、セールスミックスが出たことです。
当時、私が受験勉強に使っていた通信講座では、2次対策として特にセールスミックスが出てこず、このイケカコで初めて内容を覚えました。
令和4年度2次試験「財務会計」AAS東京の解説動画は こちら から!
その薄ーい記憶が、昨年度の2次試験で引っ張り出されたのです🙌
脳みその隅にこびりついていた「単位あたり限界利益」様様。
でも、それが本番で引っ張り出せないのが、魔の320分試験、最終科目、へろへろの「財務会計」‼️ ですのよ。
■で、どーします⁉️「イケカコ」
1次試験合格まで、全く2次の勉強をしていない。。。という私のような方は、1次とは全く違う2次対策のスタイルを身につける方が先かもしれません。
2ヶ月というのはかなり限られた時間ですので、過去問を何周か回す方が良いような気がします。
一方で、2度目の2次試験に臨まれる方などちょっと時間があって、そもそも「財務会計はおもしろい」と感じてらっしゃる方にはおすすめします。
本当に、この勉強を気に、診断士に合格した暁には簿記1級を取りに行くというのもありかと思います。
レイアウト等、ちょっと時代を感じる部分(「字がいっぱいの本」系)もありますが、会計への関心を開くために書かれた良書であることは伺えます。
関心ある方は、ぜひお手にとってみてください‼️