診断士開業「できるかな?」⑦独立診断士は健康管理が大事!

こんにちは、花柄です。

独立して4ヶ月が経過しました。

まだまだ、診断士の仕事よりも、一人前のコンサルタントになるためのインプットを中心とした生活です。

さて今回は、私が独立する前は医薬品業界にいたこともあり、この時期の健康管理について書きます。

 

昨今の感染症の状況

世間を騒がせたコロナウイルス感染症は、本年5月8日の5類感染症に移行して以降は、徐々に報道でも言及されることが少なくなり、いまや街中ではマスクをつけている人が少数派になりつつあります。

一方で、厚生労働省からの発表される定点観測状況によると、今年3月〜4月頃に底を打ったかに見えた感染者数は6月以降は上昇に転じ、その増加傾向は今も続いています。

加えて、今年はすでにインフルエンザの流行も始まっています。よく風邪とインフルエンザを混同される方がおられますが、両者は異なります。インフルエンザは突然の38℃以上の「高熱」や、関節痛、筋肉痛、頭痛などの他、全身倦怠感、食欲不振などの「全身症状」が強く現れるのが特徴です。また、肺炎や脳炎などを合併して重症化することもあります。

コロナウイルスやインフルエンザの感染に注意することはもちろんですが、この時期に流行するいわゆる風邪症候群にも注意が必要です。

 

独立診断士に有給休暇はない

当たり前ですが、診断士に限らず、独立すると身体が資本です。突然体調を崩し、予定変更となると周りに多大な影響を与えたり、迷惑をかけたりします。第一、体調管理にルーズな人は信用されません。

新人診断士の場合、先輩からの紹介案件に穴をあけたりしたら、その先輩からは2度と仕事の紹介はないものと思ったほうが良いでしょう。

そのくらいの覚悟をもって、体調管理に努める必要があります。

これは、中小企業診断士の受験生も同じです。

いくら1年間、忙しい中でも時間を捻出して勉強して、今年こそはと思っていても試験当日に体調を崩すと努力は全く無に帰することとなります。

受験生の皆さんは、あと試験までの期間、インフルエンザやコロナウイルスなどの感染症に限らず、体調管理には留意してください。

 

感染症の予防

コロナウイルス感染症だけでなく、この時期に心配されるのインフルエンザの予防策として、多くの方がワクチンを接種されていることと思います。私も、2次筆記試験当日に免疫力が最大となるよう、試験の約1ヶ月前にワクチンを接種しました。体質的にワクチンの接種に問題がある方は別として、これらの感染症予防策としてはワクチンの接種が最善の方法です。

しかし残念ながらワクチンを接種しても、感染する可能性はあります。しかし、リスクを下げることはできます。

また、感染症予防の原則は、ウイルスとの接触を減らし、ウイルスを体内に入れないことです。ウイルスは主に飛沫感染、接触感染するため、次のことを実践しましょう。

  • マスクの着用、手洗い、うがいの実践
  • 部屋の湿度管理にも注意
  • いわゆる3密を避ける

これらの対策は、コロナウイルスやインフルエンザの予防だけでなく、この季節に流行するRSウイルスなどの予防にも有効です。さらに手洗いを励行することで感染性胃腸炎の原因となるノロウイルスなどの感染も防ぐことができます。

 

そのほかの留意点

そのほか、秋にはブタクサやススキによるアレルギーがある人は注意です。既に抗アレルギー薬を服用している人は、症状が出てから慌てることのないよう、飲み慣れた薬を準備しておきましょう。最近は眠気が起きにくい上で十分な抗アレルギー効果のある薬もあります。今のうちに医師に相談しておくと良いかもしれません

あまり風邪をひかない人などでも、急激な気温の変化には注意が必要です。長袖の衣服を準備し体温をコントロールできるようにしておきましょう。

 

とにかく、体調管理

「試験当日に発熱したけれど、解熱剤を飲んで乗り越えた」とか「試験場に入る前に額に冷えピタを貼って、体温検査をごまかした」などということを、まるで武勇伝のように語る人がいますが、絶対にやめてください。

周りの人のその先には、ご高齢の方や基礎疾患のあるハイリスクなご家族がいるかもしれないことに思いを至らせるべきです。

試験前はとにかく体調管理に留意をして、これまでの努力を無駄にしないようにつとめてください。

 

もちろん私も、体調管理には留意し、独立診断士として高い成果があげられるよう、日々努力いたします。

受験生の皆様には、万全の体調で1ヶ月後の2次筆記試験を受験され、最高の結果がえられることを祈念いたします。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次