富田です。
2次試験まで残りあと4日となりました。
残り4日ですので、細かい学習アドバイスは抜きにして、今まで勉強したことを発揮できるように、体調管理に留意してください。
本試験4日前の最後のアドバイスです。
1.事例Ⅰ・Ⅱ・Ⅲの、第1問のSWOT分析または3C分析は、ほどほどに。
受験生の皆さんは、模試などでも経験があると思いますが、第1問のSWOT分析では、受験生間であまり得点差がつきません。
せいぜい、強みを1つ書き漏らした、弱みで指摘できていなかったことが1つあるぐらいです。
むしろ、勝負は第2問以降です。
ですので、第1問にあまり時間をかけ過ぎず、第2問以降で十分に考える時間を確保すべきです。
2.事例Ⅰと事例Ⅲは、第1問を除く4問で、4問中2問。事例Ⅱは第1問を除く3問で、3問中1問。 突き抜けた解答が書ければ、60点以上が近づきます。
私は二次試験を8回受験しましたが、不合格の年と、合格の年を比較して、上記のことが一番言えます。
本試験だと、どうしても全ての問題で高得点を取ろうと、ついつい気負いがちになります。
しかし、合格した年度の再現答案を作成してみて、全ての問題で高得点が取れていなくても、事例ⅠとⅢで2問、事例Ⅱで1問、突き抜けた解答が書ければ60点を超えると思います。
実際に私がそうでした。
この情報は他の受験生は知らないと思うので、このブログを読んでいただいた受験生の皆さんは、他の受験生に精神的にアドバンテージがあり、半歩リードです。
3.絶対に休み時間に、前の科目の見直しをしない。
私はこれは1回もやったことがありません。
休み時間に受験生同士で前の科目の見直しをしている人もいますが、メリットが一つもありません。
正解が分からないし、ましてや、友達を違う解答を書いていた場合、次の科目へのダメージが大きいです。
事例Ⅳまで終われば、見直しをする時間は、翌日以降たっぷりあります。
4.事例Ⅳで、残り10分になったら、新しい問題は解かずに、ひたすら見直しをする。
事例Ⅳで高得点を目指したい受験生も多いと思いますが、残り10分になれば、新しい問題は解かない方がよいでしょう。
残り10分では、落ち着いて解答できる確率が低く、焦って計算間違いを誘発します。
それよりも、既に解いている問題の検算をして、確実に正解していることを確認しましょう。
5.最後にエールをお送りします。
上位18%ぐらいの受験生しか合格できない難関資格ですが、私は8回目の受験でようやく合格できました。
皆さんが今年合格できれば、おそらく、私よりも少ない受験回数で合格できることになります。
私を踏み台にしていただいて全然構いませんので、皆さんのご健闘を心よりお祈り申し上げます。