こんにちは、花柄です。
みなさま、2次筆記試験はいかがだったでしょうか。
去年の私はというと、試験の手応えが全くなく、一方で予定していた早期定年退職の手続き書類は提出し、大変な焦りを感じていました。
しかし、2023年の春、あるいは遅くとも秋までには中小企業診断士になるという計画を必ず実現しなくてはなりません。そこで、養成課程の説明会に参加し、応募の準備を始めました。去年の今頃は、養成課程の志望動機の論文を書くために、ビジネススクールの社会人入学のための志望理由書の書き方の本なども購入し、何度も原稿を書いてみました。
これは、今思えば、自身のキャリアやスキルを見直すと共に、なぜ中小企業診断士を目指すのか、中小企業診断士になって何がしたいのかを見つめ直す良い機会となりました。
みなさんも、合格していても、あるいは来年またチャレンジする場合でも、中小企業診断士に登録される前に、中小企業診断士としての自身のビジョンやあるべき姿を見直し、文章に残しておくことをお勧めします。
最近の診断士活動
先月の記事でも書いた通り、はじめて経営相談員業務をやりました。
どのような相談がくるかは聞いてからなので緊張感がありましたが、経験者との2名で対応だったので、相談員デビューとしては恵まれた環境でした。
しっかりと相談内容を準備して来られる方もいますが、何を相談したいのか分からないような方もいます。でも質問される都度、診断士として適切な回答あるいは、適切な窓口を紹介する必要があります。その時に役に立ったのが1次試験の知識でした。
中小企業診断士の試験では、一般的に困難といわれる2次試験対策に目が行きがちですが、実務上では1次試験知識あってのものです。常に最新情報のインプットが大切だと実感しました。
中小企業診断士は『「診る」「書く」「話す」』
中小企業診断士の仕事は『「診る」「書く」「話す」』といわれます。
私もコンサルタント養成塾の実習などを通じて「診る」力は鍛えられつつあります。「書く」に関しては、地元診断士会のホームページにコラム執筆の機会があり記名記事を掲載することができました。あと残る一つは「話す」ですが、これは来年2月に所属する協会のイベントでショートセミナーをさせていただくことになりました。現在、プレゼンの準備を行なっています。
これで、とりあえず『「診る」「書く」「話す」』は一通り経験したことにできそうです。
あとは実践あるのみです。
2次筆記試験を終えた皆様へ
2次筆記試験を受験されたみなさん、あらためてお疲れ様でした。
この試験「ダメだと思っていたけど合格していた」という話を聞くことが多いことも事実です。
私も完全に諦めていて、家内に「札幌に単身で養成課程に行くかもしれない」と話したのも昨年の今頃です。
結果発表までしばらくは落ち着かないかもしれませんが、しばらくは気持ちを切り替えてみてください。
旅行に行くとか、思いっきり家族サービスするとか。