第1問(配点25点)
B社の現状は、①顧客の8割を占めるビジネス客は高齢化により減少傾向で、インバウンド客の需要を取り込めていない、②競合は、観光需要が拡大しているX市市街地中心部にはB社以外の宿泊施設がなく、③自社は国際空港から2時間強の距離にあるが、ビジネス手法が創業時から不変で、観光需要を享受できていない。
第2問(配点25点)
メインターゲットは、和の風情を求めるインバウンド客である。掲載する情報は、①苔むした庭園の写真や、②館内にある海外でも名の知られた作家や芸術家の作品の写真を掲載し、文化の香りに満ちた雰囲気を訴求する。
第3問(配点25点)
交流は、英語に堪能な従業員を中心に、①宿泊直後に電子メールで感謝の意を伝え再訪を促すこと、②SNSを通じX市の地域の祭りや伝統を思わせる和菓子などの写真を投稿し、双方向で継続的に接触すること、である。
第4問(配点25点)
施策は、①X市商業地域の飲食店や銭湯や名刹と連携し、夜に訪れる観光客の宿泊需要を取り込むこと、②事前予約がない観光客にも当日受付可能なモバイルサイトを立ち上げ、急な宿泊需要にも対応すること、である。