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意思が弱いからこそ習慣化を

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診断士の二次試験は業務遂行能力向上に寄与する(ハズ)

こんにちは。「夢と現実のはざま」です。

前回は私がどんなバックグラウンドを有していて、どのような学習習慣だったかをご紹介いたしました。
今の時期だと、一次試験突破に向けて全力で取り組んでおられる方もいらっしゃると思います。私の同じ会社の同僚は「5月頃に二次試験の勉強を挟んだ」と言っていたので、二次試験の勉強を始める方も一定数存在するのだと思います。(私は一次試験合格前のこの時期に二次試験の学習をする余裕なんてありませんでしたよ)
同僚はストレート合格したらしいので、ストレート合格を目指す方に向けて二次試験の時に私が感じていたことをお伝えしようと思います。

今回記載内容の結論としては「一次試験は独学でもいけるが二次試験は指導をうけた方がよい(と思う)」ということです。(指導を受けていないので良いと断言できないが受験生時代を通じて感じていたことなので間違っていないはず…)
なぜそのように感じているかというと、高校・大学の受験やその他資格試験においては答えがある問題を解いて答え合わせができましたが、中小企業診断士二次試験は答えの無い問題を解くことになり、多くの人は答えの無い資格試験に慣れていないからです。(私のこと)
仕事をしている中で、日常業務は答えのない問題に直面する機会ばかりであることなので、中小企業診断士の二次試験は実務能力開発に寄与するのだと思います。

私は中小企業診断士試験の受験生である間に転職の経験をしているのですが、独学で中小企業診断士の二次試験で合格点をとるのは転職先でKPI設定の無い中上司に認められる成果を出す、ということと同じくらい困難だと思います。(比喩がわかりにくい笑)

長い間業務をしていれば答えがないながらも、上司が好みそうな答え嫌いそうな答え、クライアントの問題意識の所在地、から「正解かどうかわからないけど合格に近そうな答え」を導き出すことはできるでしょう。そうなると、やることとしてはとりあえずたくさん残業して、早く業務をキャッチアップして、過去事例と照合して’自分なりに’満足感を得ることしかないのです(顧客が満足するとは言ってない)

自分で読み返していてもわかりにくいので、要点をまとめると

  • 顧客(出題者)のニーズがわからなければ適切な回答は出せない
  • ゴール設定無く走るといつかは到達するが時間がかかる
  • 各所に点在している再現答案と点数を集めれば自分でもできる
  • 時間をかけたくないなら指導してもらう方がよい

二次試験突破までの勉強時間

私は、どの程度で合格レベルに達するのかを心配して目安となる勉強時間を気にしていました。
(気にしていただけで勉強時間が多いとは言っていない…)
(気にしていただけで受験生当時から勉強時間の集計をしていたとは言っていない…)
(気にしたとて合格するとは言っていない…)

それゆえ私がどの程度の時間学習をしたのかまとめました。(まとめたのはたった今…)

330時間(一次試験:220時間、二次試験:110時間、口述試験:0時間)

  • 2021年5月~8月(3か月)
    • 勉強スタートし二次試験と関連の薄い4科目(経済学・経済政策、経営法務、経営情報システム、中小企業経営・政策)合格を目指すが、3科目(経済学・経済政策、企業経営理論、財務・会計)のみ合格
  • 2021年8月~10月(2か月)
    • ビジネス会計検定2級受験
      中小企業診断士取得までに時間がかかりそうだと思い、何かしら学習した痕跡を残すために取得
  • 2021年 10月~2022年5月(7か月)
    • 一次試験勉強
      スピードテキストで一生懸命論点ごとに勉強していた
  • 2022年 5月~2022年7月(2か月)
    • 転職活動
      試験と関係ないが、準備や面接など意外と時間がかかった(35歳の壁を意識してギリギリで動いた)
  • 2022年 7月~2022年8月(1か月)
    • 一次試験勉強
      必死に過去問を解いてた
  • 2022年8月~2022年9月(1か月)
    • 応用情報技術者試験勉強
      自己採点の結果6点足らず不合格だったことと、あまりにも経営情報システムの点数が悪かったので弱点克服(と学習の爪痕を残す)ために勉強
  • 2022年9月~2022年10月(1.5か月)
    • 二次試験勉強
      まさかのボツ問題で救われて逆転合格してから、過去問だけ解いて挑んだ。この年は二次試験238点で不合格
  • 2022年10月~2023年4月(6か月)
    • 応用情報技術者試験勉強
      乗りかかった船なのでとりあえずやりきろうと思い受験し合格
  • 2023年4月~2023年6月(2か月)
    • 「まだ時間あるだろ」とダラダラ
      意思薄弱が露呈
  • 2023年6月~2023年10月(4か月)
    • 二次試験勉強
      まぁまぁ頑張った

※前回ご紹介の通り私は1日1時間(土日は完全休業)の勉強をするスタイルだったので、青マーカーを引いた月数×20日稼働でおおよその勉強時間を算出したため誤差はあるでしょうが、当たらずとも遠からずな感じです。

二次試験の受験指導は受けた方が良い(と思う)

私は一回目の二次試験受験時はとにかく時間がなく、とにかく過去問を解いたので良し悪しがわからなかった(原因は自分の怠慢)。二回目の二次試験受験時は何となく解けるようになってきたけど合格レベルなのか否か判別がつかなかった。それゆえ次回受験をすることがあるならば確実に二次試験の対策講座を受けようと思っていました

転職してすぐに上司の好みやクライアントの問題意識の所在地はわからないにしても、社内に点在しているナレッジを活用して正解に近い答えを導き出すことはできます(ものすごく時間がかかるけど…)。
仕事をする際に社内に点在しているナレッジのようなものが、中小企業診断士試験では過去から蓄積されている再現答案。有効に活用すれば独学でも合格レベルに達することができます(ものすごく時間がかかるけど…)
そもそも勉強期間は長くなりがちな試験を一人で走り続けなければいけないし、ゴールはどこかわからないし、一人で二次試験の勉強をするのは辛かったです。さらに言えば、二次試験後に永遠にも感じられる合格発表までの時間にも縋るものがなくキツい。
もし過去の自分に教えてあげられるならば、二次試験だけは対策講座を受けた方がいいよ。と教えてあげたい。

とはいえ、過去の試験の再現答案とその答案をどのように考えて作ったかが蓄積されれば合格へ近づけると思いますので、次回から私が受験した2023年10月に実施された中小企業診断士二次試験について、以下の観点で記載いたします。

  • 再現答案
  • 獲得した点数
  • 試験後にああすればよかったなぁという思い

各科目で高得点科目を保有していないが合格点前後を低空飛行しているので「あぁ、これくらいがボーダーラインの答案なのね」という気持ちでご覧いただけますと幸いです。

第2回 2次公開模試(9/14、15、16開催)

真に受ける価値がある模試を提供するために、問題作成から採点システム、採点方法まで、数々の工夫を凝らした2次試験対策 公開模試を実施します。

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