はじめに
自分が行った2年目の戦略について書いてみます。
1年目は事例Ⅳで落ちたので、2年目の戦略=事例Ⅳの戦略でした。
事例Ⅳの攻略
2次試験は(公表はされていないけど)相対評価なので、
得点を挙げるためには
みんなが解ける問題を落とさないこと
みんなが解けない問題をとること
が必要となります。
みんなが解ける問題
事例Ⅳでいうと、経営分析、記述、CVPなど。
みんなが解ける問題なので、対策はみんながとる対策をすればよくて
問題となるのは、計算ミスや時間配分となります。
*みんながとる対策=過去問、30日完成とか。
みんなが解けない問題
事例Ⅳでいうと、(直近でいうと)NPV。
みんなが解けない問題なので、対策はみんながとる対策だけでは足りなくて
問題となるのは、難易度(解けるのか)、計算ミス、時間配分。
*自分がやった対策=過去問に加えて、簿記1級の問題集、イケカコ(意思決定会計講義ノート)。
具体的な戦略
ということを踏まえると、具体的な戦略は
①NPVをすてる戦略
②NPVも解ききる戦略
のいずれかを選択することになります。
自分の感覚だと、①を選択している受験生、推奨している合格者?の方が多いような気がします。
その理由は
・NPVをすてても(自分は)合格点をとれた
・勉強してもNPVを正解できるようにならない
・NPVまで解ききるのは時間的に無理、NPV以外の問題を落とす可能性が高くなる
というものです。(たぶん)
自分は②を選択しました。
その理由は
①を選択した場合、NPV以外の問題が絶対に落とせなくなると思ったからです。
年に1回の試験で、事例Ⅰから事例Ⅲを解いた後の事例Ⅳという状況で、ミスなく問題を解くというのは、かなり厳しい。経営分析だってミスの可能性はある。それよりは、NPVを含め全部の問題を解答したうえでミスを許容できる状況をつくるほうが楽だと判断しました。
また、①を選択する理由は、事例Ⅳで貯金をつくりたい自分には該当しませんでした。
・NPVをすてても(自分は)合格点をとれた
⇒相対評価なので、自分が受ける試験でも合格点をとれるかはわからない。
・勉強してもNPVを正解できるようにならない
⇒解けるように勉強する
・NPVまで解ききるのは時間的に無理、NPV以外の問題を落とす可能性が高くなる
⇒短時間で解けるようにする
最後に
次回は、NPVまで解ききるために意識していたことなどを書こうかなと思ってます。