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【さとすぃ】第2回目:一次試験本番での解らない問題への解答

こんにちは、さとすぃです。
5月も中旬を過ぎてきて、今年の1次試験受験へ向かわれる方は、段々と1次試験への集中度が高まってくる頃かなと思います。
本日は1次試験の本番で解らない問題に直面した時のために事前に意識していたことを書いていきます。

1次試験の出題問題について

1次試験合格に向けて、日々勉強の中で知識量を増やし、過去問などを繰り返し解いていく中で、過去問の問題そのものを覚えてきたという方もいるかと思います。
1次試験の勉強に慣れはしていく一方で、実際の1次試験本番を受けた際には、多くの方において全くの初見の内容で解答がわからないといった問題も多数出題されてきたのではないかと思います。
私自身も、企業経営や経営情報など、最終的には80点前後とれていた科目でも、解答がわからない問題が半分以上を占めるケースもありました。

本番で解らない問題が積み重なると、タイムマネジメントやメンタル面、本来解答できる問題でもケアレスミスの発生など、様々な影響が出る可能性があるため、これから1次試験を受験される方は解答が解らない問題をどのように解答するかあらかじめマイルールを設定しておくといいかと思います。

また、1次試験の点数を仮に以下の形で分解すると、1次試験は選択式なので選択肢の数で1を除した確率(4択の問題であれば25%)が「③解答が解らない問題の正解率」のベースラインになりますが、あわよくばこの「③解答が解らない問題の正解率」アップへつなげられるといいなと思ったりもしてました。合格点が平均60点、足切りラインが39点以下という試験構成上、大きいウェイトと感じるところです。

・1次試験の点数=各設問の点数x正答数 ※設問による点数の違いは一旦考慮外
・正答数=「①解る問題の正解率」x「②解る問題の数」+「③解らない問題の正解率」x「④解らない問題の数」

解答が解らない問題への取組方法

全くの初見の内容であれば正解率が低いのは致し方ないものでありますので、気楽にご自身のマイルールを設定してもらえればいいと思いますが、参考までに私が取り組んでいたステップは以下の順番でした。

①不正解とわかる選択肢を外す

正解となる選択肢はわからなくても、不正解とわかる選択肢はまず外しました。

②「強い断定」表現の選択肢で反論余地があるものを外す

企業経営など、セオリーはありつつも証明が難しかったり、反例を作りやすい分野では、正解になる可能性は低いと考えました。例えば、「令和5年度 第1次試験問題 企業経営理論」 第9問の選択肢の「ア」や「オ」があげられるかと思います。
一方で、定量的な内容である、調査対象が明記されている、法的に定められている、といった問題では外しにくいです。

③アナロジー思考などで、保有している知識から類推で選択肢を選ぶ

勉強している中でいろいろな理論や分析には他と繋がり・応用があるものが多いなと感じていたので、次のステップでは類似観点の理論はもちろん、中小企業の分析・調査レポート、法律の目的・内容など、思いつく限りの知識から類推をしていました。
例えば、「令和5年度 第1次試験問題 企業経営理論」 第17問では目標設定理論について初見でしたが、チクセントミハイの「フロー理論」は記憶していたので、その内容の中から「難易度は難しすぎず易しすぎずが望ましい」という観点を応用して選択肢を選んでました。

④中小企業診断士の試験の出題者になった気分で選択肢を探す

ここまでで選択肢が1つに絞れなかったら、最終手段として「もしも私が出題者だったら」という気持ちで選択肢を選んでいました。
単なる知識を問う問題ではなく、中小企業白書の記憶などから、自らが中小企業診断士の役割・思考への基準を計るとしたらどういう解答にしたいかを設計しようというものとなります。無理やり感はありますが、仮設無しの完全な確率勝負にしてしまうと不安を感じる部分もあったので、設定してよかったと思います。

まとめ

解答がわからない問題に対してもマイルールをおくことのメリットは、解らない問題が積み重なっても一定の解いている感覚が残り、焦りが生じにくいことかなと思います。
解らない問題の正解率アップは欲張りすぎかも…と思ったりもしますが、試験本番で力を出しきれるようマイルールをぜひ作ってみて貰えればと思っております。

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