2次試験の勉強スタイルを確立しよう(くろのゆ)

くろのゆです。本日もお読みいただき、ありがとうございます。

※私事で恐縮ですが、パソコンが急遽故障してしまいスマートフォンからの投稿になりますので、過去よりも短めの記事になりますこと、ご容赦ください。

目次

はじめに

さて、前回は1次試験の勉強法を取り上げましたので、今回は2次試験の勉強スタイルについて簡単にご紹介します。

知識のインプットが中心の1次試験と違って、2次試験は基本的に記述式でアウトプットがメインとなります。当然勉強の仕方も、1次から切り替えていく必要がありますし、自分なりの勉強スタイルを確立してルーティン化することが重要になっていきます。

以下、私が主に2次試験対策(時期的には、昨年5月から10月くらいまで)をしていた時のポイントを紹介します。

①平日と土日を使い分け

平日は仕事が忙しく、あまりまとまった勉強時間を確保できませんでした。そこで、平日はせめて「試験に全く触れない日を作らない」を目標に、短くても勉強時間を確保するようにしていました。

具体的には、どれだけ遅い時間になっても寝る前に事例Ⅳの計算問題を必ず最低1問は解くようにしました。また、通勤などの移動中に、不足する知識のインプットや、予備校の動画や模試の解答を見るようにしていました。

いっぽう、土日祝日は手を動かして問題を解く時間をなるべく長く確保するようにしていました。とはいえ業務の繁忙期になると、土日のどちらかは仕事に充てざるを得ず、もう一方の日で試験勉強を頑張る、くらいになってしまいましたが。

それでも土日は予備校の答練・過去問演習・事例Ⅳの計算問題・模試の解きなおしなど、短くても1日6時間は勉強していたと思います。

②外で勉強する

土日祝日は、基本的に家から徒歩15分ほどのファストフード店に午前中から深夜まで籠っていました。そこは週末でもあまり混み合わず、深夜まで営業していて電源もあって便利な場所だったので、ちょうどよかったのです。

自宅や予備校の自習室等、静かで落ち着ける環境の方がよいという方もいらっしゃると思いますが、家の外で勉強することには以下のメリットがあります。

まず、人の目があることでサボり防止になりますし、(いささか器の小さい話ですが)楽しそうに談笑している人を尻目に勉強することで、「自分は貴重な週末に勉強してるんだぞ」と勝手に優越感を覚え、身が入りやすいです。

また、実際の試験では大学などの大教室が使われることが多く、前後左右に受験者がいて始終ペンや紙をめくる音がしている環境です。なるべくこれに近い環境下で勉強する習慣をつけることで、本番で違和感なく集中できるというメリットもあります。

最後に、集中すると実家にこもりがちになって身体にもメンタルにもあまりよくありませんが、外で勉強することで短時間でも移動のために歩かないといけないため、気分転換や頭の整理につながります。

もちろん快適な席を確保できるとは限らない、移動時間が余計にかかるなどのデメリットもありますが、人目のある家の外での勉強をオススメしておきます。

③マーカーは一色のみ

最後に、合格者によってかなり議論が分かれる、試験本番でのマーカー(蛍光ペン)の使い方です。

対象企業のSWOT分析や(主に事例Ⅲで)生産管理のボトルネックをQCDで整理したりするときに、関連する記述を明示するために4色マーカーで色分けする方もいらっしゃると思いますが、私はあまりやっていませんでした。

理由は、持ち替えの手間が大きいこと・4色も使うと色の使い分けルールの取り違えがあって、結局頭の整理がしにくかったことがあります。

いくつかのやり方を試してみた結果、マーカーはピンク1本だけを使うことにしました。このピンクは、与件文中でどうしても引っかかる表現や、明らかにわざわざ書いてある内容、使いそうだけどすぐに回答に反映できない記述、問題文で留意すべき点(○○以外の観点から答えよ・××に注目して答えよ、など)をマークアップするための色です。

これら絶対に落としてはいけない情報を目立つ色でマークしておくのは、特に時間に追われる本番でケアレスミスを減らすのに有効でした。

一方、与件文のSWOTやQCDはシャーペンで線を引き、丸囲みした頭文字(S・W・O・T/Q・C・D)を付したり、与件文の段落がどの問題にリンクするかを数字で示すことで対応しました。

これだと問題用紙に色が多くなりすぎず、最悪書き間違えても訂正が容易なので、この方法が私にはしっくりきました。

おわりに

以上、私なりの2次試験の勉強スタイルをご紹介しました。もちろんこれが正解!というつもりは毛頭ありません。多くの方が千差万別の学習法を挙げていらっしゃいますので、ぜひ試行錯誤を経て自分なりのスタイルを早めに確立していってください。

少しでも参考になれば幸いです。ここまでお読みくださりありがとうございました!

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