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【がり】第4回目:決定版!?「中小企業経営・中小企業政策」攻略法!

こんにちは、がりです。1次試験も残り1ヶ月となり色々ラストスパートですね、皆様いかがお過ごしでしょうか?。

今回は自分が一次試験で一番手こずった科目「中小企業経営・中小企業政策」(以下、中小企業経営・政策)の攻略法について、書いていきたいと思います。

と言っても、過去の「モーニング」さんの記事でかなり詳細に攻略法が書いてあるので、、被る内容があるかと思いますが、一意見として読んでもらえたらと思います!!

目次

その変遷

まずは自分の実体験をお話させていただこうと思います。

「中小企業経営・政策」との戦いは過去の記事にも書いていますが、2020年に2回目の1次試験を受けた所から始まります。

ただひたすら暗記の色が強いこの科目は本当に苦手でした。インプットするにも何をどうやって覚えていったらいいのか、、「付加価値」とか「労働生産性」とか似たようなワードが出てくるし、似たような指標でも全然業種の順位が変わってきたり、、何がどう違うの?というような制度があったり、、

語呂合わせを考えるのも苦手なので、ただただ暗記をするのは本当に苦痛でした。

見ていたテキストもそこまで詳細な説明等は書いておらず、本当に必勝法が分からなかったのがこの科目でした。案の定というか、ひどかったのは、この科目だけ40点未満で足切り。それ以外は60点以上で合格だったので、本当に40点以上さえとっていれば1次試験を通過できたという結果でした。

本当にこの教科だけ足を引っ張っていたのでした。

その翌年、2021年に、この科目と本業の「経営情報システム」の2科目でリベンジを目指しました。2ヶ月前くらいから勉強を始め、最新版のTACのテキストを3回くらい読み返して過去問もそれなりにやったと思いますが、それでも合格点未達!!

なんとこの年は悪夢のような難化の年でした!本当についていなかった。

といってもテキストをひたすら読んだだけで、そこまで効果的な暗記というのはできていなかったと思います。やはり人の暗記力には限界があって、単に暗記した内容は無理に詰め込んでもその分また忘れていくものだと思います。

そんな経緯もあり、2022年、1次試験の免除が使える3回目の最後の年、今年こそはこの鬼門を突破しなければまた全科目受験となってしまうためまさに背水の陣。

今までのやり方では太刀打ちできないと思い、本当にどうしたら合格するかに思いをめぐらしたのでした。

結果、2022年に保険として受けた経営情報システム、中小企業経営・政策どちらも合格点を取ることができ、点数は細かく採点してはいませんが、中小企業経営・政策は65点から70点くらいは取れていたかと思います。

その難しさ

そんな中小企業経営・政策の難しさを自分なりにまとめてみたいと思います。

1,暗記科目である

 なんといっても単なる暗記科目の色が強いこと。本当に脈絡なくデータが散らばってて、それを暗記しなければいけない感じ。まあしっかり学んでいくとある程度傾向はあるのだが、本当に捉えどころがない感じがします。逆に語呂合わせなどが得意で暗記に強い人は短時間でもしっかり得点を取れる科目だと思います。

2,出題内容が毎年変わる

 中小企業政策の分野にはなりますが、毎年のように政策・法令・トレンドが変化していくため、過去問や過去の参考書の内容が使えないという所があります。過去問を解いても、本当にこれ今年も出るのか?暗記しておくべき内容なのか?と常に疑心暗鬼になっていました。なので過去問が頼りにならないというのも本当に辛いことでした。

3,そんなに攻略法が載っていない

 そんな1,2,に関連するところもあると思いますが、攻略法が載っているサイトやブログが相対的に他の科目と比べて少ないと思います。2022年に勉強法についていろいろ調べたのですが、やはりこれだ!というような勉強法をうまく探すことができなかった記憶があります。。

4,2次試験の内容にほぼほぼ無関係

 また最後にこれも辛い所ではあるのですが、この科目の内容は1次試験を突破した後の2次試験ではほぼほぼ使わない知識であるため、この科目を勉強していて何か意味があるんだろうか。。と何かすごい無力感を感じる所もあったと思います。2次で使う知識だったら勉強のモチベーションも上がるのですが、この科目は勉強する気が起きなかったため、きつかったです。実際には中小企業診断士になった後の補助金申請などの業務に活かされるのですが、それはまだ遠い話。。

こう見ると本当に意欲的に勉強をするきっかけがつかめない!というのがこの科目ですね。。

そのデータ

ちょっと過去6年程の中小企業経営・政策の各年度の合格率をまとめてみました。(数値はJ-SMECAが発表している統計資料よりhttps://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/001_shiken_kakokekka_1.html

H30(2018)R1
(2019)
R2
(2020)
R3
(2021)
R4
(2022)
R5
(2023)
R5(再)(2023)
受験者数13,44913,22911,61415,44617,31918,251136
合格者数3,0907371,9051,0931,8883,76513
合格率22.98%5.57%16.40%7.08%10.90%20.63%9.6%

過去6年間(再試験含む)の平均合格率は13.97%でした。簡単な合格率の推移のグラフは以下になります。

合格率の上下が激しいですね。

なお、令和に入ってからの科目別の合格率と比べると次の通りでした。

スタディング(https://studying.jp/shindanshi/about-more/more-already.html)より

この表では令和の4年間だけですが、こう見ると結構中小企業経営・政策の難しさって際立っているなと思います。他の科目と比べても平均合格率は低めなのかなと思います。

またこのAASの「みんなの再現答案ブログ」でも6/30時点で人気記事のTOP3の内2つが中小企業経営・中小企業政策に関する記事(「中小政策、語呂合わせ祭り」、「「中小企業経営・政策」どうしようと焦っているみなさんへ」)のため、同じように苦手な方や、どのように勉強したらよいか分からない勉強難民の方々が多くいるのではと思います。

皆さんはどのようにこの科目を突破しているのでしょうか?この科目は40点以上とっておき、他の科目とのトータルで1次突破する方が多いのでしょうか?とりわけこの科目だけ最後に残って合格点まで行かないと突破できない!となるのは少々分が悪いのではないかと思います。そんなドツボにはまってしまったのが私でした。

その対策

そんな長きに渡る?中小企業経営・政策勉強方法の悩みにそろそろ決着をつけるべき時が来ているのかなと思います。色々なブログをみていて、その対策の傾向はほぼほぼ固まってきているのではと考えています。

自分は大きく次の2つで合格点に達することができました!

1,ほらっちチャンネル

 こちら、合格年度の勉強で見だしたYouTubeチャンネルです。主に中小企業政策に関連する講義を聴くことができます。ほらっち先生の動画は本当に分かりやすい!単なる暗記というわけではなく、ほらっち先生の講義を目で見て聞いていろいろな情報を関連付けながら覚えられるので、本当に記憶として定着するので、今まで本だけで勉強していた人もこれだけで中小企業政策は十分な知識を得ることができると思います。また先生のすごく良い人柄が伝わってきて、ほっこりしながら見ることができると思います(笑)。

2,ダンシ君のサブノート

 こちらもYouTube動画で、こちらはどちらかというと中小企業経営の内容に効果がありました。ひたすら問題が出てきてその解答が表示されるという内容なのですが、毎日リピートしているとさすがに頭に刷り込まれます。本だけ読んでいるより動画でもいいので、スキマ時間に再生して常に頭を回転させる。そういった行為を続けることで、本を見るだけでは定着がしなかった知識をしっかりと定着させることができ、中小企業経営の解答の傾向がつかめてきます。完全に暗記まではいかなくても、いつもとは違う問題が出ても「傾向」を知った上で解答すると結構正解になってたりします。

自分は上記の2つで受かったと思います。どちらの動画も最新の年度用に動画を更新頂いているので、古い情報なのではないかと悩む必要がなく安心して観ることができると思います。またその他色々なブログを見てみた中では最新の「中小企業白書」を読んでおくよいいよというような記事もあったりしますが、自分は捉えどころが掴めそうになかったので途中であきらめました。。他に自分は「これだ!」と思う本は特に見つからなかったので、おすすめの本については他の方々のブログや記事にお任せしたいと思います。。

そんなんで、決定版!私が自信を持ってオススメできる中小企業経営・政策の攻略法を紹介させていただきましたがいかがだったでしょうか?

中小企業経営・政策の科目はこの残り1ヶ月からでもゼロから十分に合格圏内に到達できる科目だと思います。スキマ時間を見つけてひたすらリピートし記憶に定着させ、是非とも科目合格を目指して下さい!!

ここまで読んでいただきありがとうございました。今回の投稿は以上とさせていただきます。

第2回 2次公開模試(9/14、15、16開催)

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