【がり】第6回目:字をうまく書くことについて

こんにちは、がりです。1次試験、泣いた方も笑った方もいるかもしれません。が本当にお疲れ様でした。

再度1次試験を受験することになった方は、まずはしっかり休息を取るのが良いと思います。思考を整理して、落ち着いた状態で勉強の再開時期を決め、一旦距離を置いてから、ゆっくりと再開するのが良いかもしれません。(私もそうしていました。)

2次試験の挑戦権を得た方は、休息を取る暇もないかもしれません。必要な学習資料の準備や学習計画など、フル回転した頭を休められないまま、さらにもう一段階上の試験に臨むことになると思いますが、体調を崩さないように自己管理をしっかり行ってください。休めるのは10月末以降になりますが、解放感は筆舌に尽くしがたいほど大きなものですので、それを楽しみに頑張ってください。(ドM気質?)

今回は「字をうまく書くこと」について書きたいと思います。2次試験は1次試験と違って、「日本語を書く」という要素が含まれますので、こちらにフォーカスしたいと思います。

目次

字をうまく書くこと

「字をうまく書く」という要素は、大きく2つに分かれます。

  1. 日本語の文法的に正しく書くこと
  2. 書いた字が楷書で読みやすいこと

結論から言うと、どちらも非常に重要です

  1. 文法的に正しく書くこと

日本語の文法は、書き続けることで鍛えられます。

  • 主語と述語の対応がしっかりしている。(「~は」、「~である」、「~は」「~すべき」など)
  • 接続詞が正しく使われている。(「具体的には~」「理由は~」、「以上により~」)
  • 一文が一つのことを言っており、理解しやすい。(「①は~、②は~」)

これらの文法力は、事例問題を解く過程で比較的鍛えることができるでしょう。(第三者に答案を見せてフィードバックをもらうのも効果的です。)

  1. 字が読みやすいかどうか

問題は、書いた字が見やすいかどうかです。

これは一朝一夕に改善できるものではありません。しかし、これは思った以上に重要なのではないか、と私は考えています。

字をうまく書くことのメリット

私自身、字があまりうまくありません。仕事でもホワイトボードに自分の字を書くのは少し躊躇します。

それでも、私は模試などで二次試験の答案の採点をする機会があります。その際、字の「見やすさ」は採点に心理的な影響を与えると感じます。

字が汚いと、どうしても回答を見る際にマイナスのイメージを持ってしまいます。逆に、字がきれいだと非常に良い印象を受けます

字が汚いからといって点数を下げることはありませんが、字がきれいだと「頑張れ」とか「この人に合格してほしい」といった思いが湧いてきます。これは基本的にはあってはならないことですが、実際の採点者にも少なからず同じような影響があるのではないかと思っています。

実際に、私の親族の話ですが、20年ほど前、就職試験でエントリーシートの字を見て志望企業の社長(または役職の高い方)が内定を決めたということがありました。(結局そこには就職しなかったのですが)

そんな話もあるので、やはりきれいな字を書く人には、実際に会ってもいないのに「しっかりした人」というイメージを持ってしまいます。これは一種のバイアスですが、無視できない影響だと思います。

可能性の一つとして

これはあくまで私個人の見解かもしれません。しかし、字がきれいであれば、文法や回答内容に関わらず良い印象を持ちます。さらに、文法や回答の内容が優れていれば、たとえ1問見ただけでも「この人は合格するだろう」と思ったりします

字がきれいなことは大きなアドバンテージだと思います。実際の採点がどう行われているかは分かりませんが、採点者が「応援したくなる」ような回答を書くのは有効ではないでしょうか

字をきれいに書くのは簡単ではありませんが、以下の点を意識すれば、ある程度改善できると思います。

  • 楷書で書く。字がつぶれたり、略字を使ったり、殴り書きは避ける。
  • 消しゴムをできるだけ使わない

上記を意識すると時間が取られる!という場合は無理に行う必要はありません。しかし、少しでも合格する可能性を上げるための要素として、字をきれいに書くことも一つの手なのではと思います。(本当に考慮されているかもしれませんし。。。)

できる方は意識して試してみるのはいかがでしょうか?

ここまで読んでいただきありがとうございました。今回の投稿は以上とさせていただきます。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次