事例Ⅰで考えておくべきこと

よしみつです。2次試験に向けてみなさん徐々に足元が固まってきたでしょうか。
試験に向けて、気がついた点をまとめていき、その中でも重要論点をまとめたものとしてファイナルペーパーなるものをまとめていくことをお勧めしています。最後に見直す重要論点となりますが、今回は私が書いていた事例Ⅰの重要論点を簡単に紹介したいと思います。

目次

大前提(目指すべき姿) ・解答は必ず組織・人事に関すること

市場の変化に対応するために、個人・組織の力で会社を変えていき、経営戦略を実現していく。つまり、会社の目指すべき方向(経営戦略とドメイン)を理解し、その後組織・人事で実現することを考える。目指すべき方向は開拓もしくはリスク分散
・A社に1つも事業の柱がない場合は、まずは差別化集中戦略で事業を育てる。
・A社に既に柱となる事業があるならばリスク分散のためにシナジー効果のある新しい事業を育てる(多角化する)
・強みを生かす
⇒強みを活かして、ニーズを読み取り、提案して攻めていく!
個人についてはモチベーション管理、能力開発、事業継承がテーマ。
組織として、経営理念ビジョンの浸透ができており、戦略があり、それを実現する組織体制・人事制度ができているか
組織は事業ドメインが変わった時、外部環境に合わせて、強みをより活かせるように(デメリットをなくすように)
組織や人事制度を変えていく。
経営戦略では、営業(ニッチ市場で差別化して高く売って)・生産(安く・納期通り・高品質)・開発(高付加価値・差別化)も含めて多面的な視点を持つ。
組織体制の考え方

組織体制の考え方

機能別組織・事業別組織などありますが、視点として下記を押さえておきましょう!
・組織間は連携できているか?(連携・シナジー・コミュニケーションの円滑化
・個人のモチベーションが上がるのか?(士気向上
・後継者は育つ環境か?(育成による永続性
・早い意思決定はできるのか?(迅速な意思決定
・中長期での意思決定はできるのか?(長期目線
・利益責任は明確か?
その上で、それぞれの組織の持つ特徴を抑えましょう。

人事制度

人事戦略は経営戦略と組織戦略の影響を受けるが、人事制度の目的はモラール向上か能力開発、組織活性化のどちらかにいきつくと考えます。
報酬制度、採用、配置、評価(人事施策)、能力開発(育成)
【報酬】 表彰制度、業績連動型成果主義
【採用(雇用)】 新卒採用、中途採用(ベテラン社員)、雇用延長・定年延長、再雇用  ※採用は多様性(異業種、経験者・ベテラン)、ミスマッチ(インターンシップ)
【適正評価(人事施策)】 異動(配置転換、ジョブローテーション、社内公募)、適正な評価、育休・産休  ⇒適材適所の考え方
【能力開発(育成)】 OJT、研修、配置転換、自己啓発支援

今回は本当に私が重要と考える一部を紹介しました。みなさん頑張ってください!

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