こんにちは!ナビゲタです。
時の流れはあっという間です。診断士試験の合格通知をもらってから早いもので1年が経ちました。
中小企業診断士に合格してからの1年間を振り返って、正直に感じた事をお伝えしたいと思います。
この1年間は、自分の無知識や力不足を痛感した年でした!
合格後、診断士界隈に顔を出す機会が増え多くの出会いを得ることが出来ましたが、会社の肩書き無しでいざ外界に出てみると、「自分は何ができる人なんだっけ?」と自身の力不足を感じる事が増えました。
でもこれは、中小企業診断士に登録し、「士業」として独り立ちを考えるフェーズに至ったからこそ得られた感覚です。また一歩成長できるきっかけを得られた貴重な1年間でした。
◆この1年で痛感した事
ITリテラシー不足
若くて優秀な仲間と一緒に取り組ませて頂いた書籍の執筆活動、県協会や民間の診断士団体に加入して取り組んだ研究会活動などでは、SlackやDiscord、Kintone、Googleスプレッドシート、Dropboxなどの多種多様なツールを普通に使いこなしています。誠に恥ずかしいことに、診断士合格するまでは上に挙げたツールのほとんどを使用したことがなかった私にとって、この1年間はこれらのITツールに慣れるところからのスタートでした。
今では同時編集などの共同作業は当たり前の時代です。このような仕事の仕方に慣れる必要があります。徐々に慣れてきているので2年目以降はもう少し効率よく使いこなせるのではないかと思っています。
特に、診断士にとっての必須のWordに不慣れだったのは痛かったです…(汗)。実務補習時においてWord文書作成との格闘の日々は一生忘れません…!(笑)
診断士としてのプレゼンスの確立
診断士に合格後は、意気揚々と「どんな仕事から始めて行こうかなー」なんて考えていました。しかし、資格取得したからといって容易く仕事が舞い込んでくることなんてほとんどありません。仕事を発注する立場から考えると至極当たり前のことですね。
副業マッチングサイトの「サンカク」や「ビザスク」を活用して、中小零細企業の経営改善に対する専門家支援業務などに申し込んで先方企業の社長と面談してみたり、県の商工会議所の窓口相談員として地元経営者からの経営相談に対応してみたり、中小零細企業の実態や経営者の悩みにリアルに触れる機会を得ましたが、それを聞いた自分が診断士として何ができるのか?その企業様にどういう形で貢献できるのか?等について、自身の力不足、引き出し不足を直面する機会となりました。
資格試験合格と実務家としての活躍は完全に別物ですね!
会社員としてぬくぬく温室育ちで生きてきた自分が「士業」としてのポジショニングを得た事によって、自分の未熟さや力不足に直面して、さらに成長しなければ!という危機感を持つという・・・。人生ってゴールが無いですね…。
◆終わりに
とにもかくにも、強烈な刺激を受けた1年間となりました。おかげで自分の強み・弱みをより深く考える機会を多く取れました。合格後に出会えたすべての方に感謝です。1年目の教訓を生かしてさらに成長していきます。
次回もお楽しみに!