はじめまして、平野と申します。
今日から数ヶ月間、稀に現れますのでよろしくお願いいたします。
さて、今日は自己紹介を兼ねて私の受験生時代のことをお話しします。
私は1年通学コースに通いましたが、その年は合格できず、その翌年に合格しました。
その合格した年と合格できなかった年の違いを自分なりに考えてみました。
まずはサマリーです。
H28 |
H29 |
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勉強方法 |
AASに通学 |
独学 |
二次資格 |
なし |
あり |
一次試験 |
受験して合格 |
何もしなかった |
学習時間 |
750時間 |
100時間 |
学習期間 |
12月~10月 |
8月~10月 |
結果 |
不合格 |
合格 |
H28年は通学コースに入ったと言うことで学習環境も整っていたのと、とにかくやる気に溢れていました。
朝4時に起床して勉強し、気分展開に走り(ランニングが趣味なもので・・・)ながら頭の中で事例の復習、仕事の昼休みも勉強、夜も勉強で寝るのも12時近くという非常にハードな日程でした。一次試験の権利も失っていたので、知識の総復習から含めて手を抜かずにやろうと最初からアクセル全開で勉強を進めたところ、最初の数ヶ月は成績が良かったのですが、4月をピークに成績はどんどん下降線・・・・
それでも頑張っていればどっかで上がるはずとそのペースで突き進むも、再浮上することなくそのまま不合格となりました。その年は、これだけ頑張ったのに不合格ということで、さすがに受験をもうやめようかなと思いながら、12月、1月と過ごしていました。
そしてH29年。
多年度受験で受験することが習慣化てしまっていたからか、気がつけがAASの先生に相談の電話をかけていました。
このとき「平野さんはストイックすぎるところがあるから今年は気を抜いてもいいのでは?」と言われ今までやったことのない受験対策を選択することになりました。
それは「勉強を我慢する」ということ。
すぐに勉強をやりたくなるところをぐっと我慢して、春はなるべく試験のことを忘れるようにして過ごしました。(そのために、試験の感覚をつかもうと当初考えていた模試の申し込みも忘れたのですが・・・)
そして、一次試験が終わった夏ぐらいから知識の復習と答練を少しずつ再開して9月中旬からはフルアクセルで過ごしました。(直近5年分の事例1から3を2回転と事例4は全年度分実施。新作事例には一切手をつけない状況でした。)
試験当日は10月にしては珍しい台風直撃の日でしたが前年までの変な緊張感もなく「禅」の心境で受けたと思います。試験が終わった時には、「落ちたけでまぁいいっか」という気持ちでした。そんな感じだったので、二次の記述合格発表の日も忘れ、翌日家に合格の郵便物が届き合格を知るといった具合でしたが・・・(不思議と多年度で合格した方に話を聞くと、ダメだと思った年に合格したパターンはよく聞きます)
自分の経験から振り返ってみると、試験勉強の期間を短くしたことで、以下の点が合格に近づいた要因ではと感じています。
1:本番当日に緊張しなかった
勉強をすればするほど試験日当日のプレッシャーを自分で高めてしまっていた。
2:自分の悪いパターン(癖)にはまらなかった。
初回、2回目受験のように二次試験のプロセスが自分の身についていないうちは、とことん答練をやることが有効だとは思いますが、多年度受験生は答練を繰り返すうちに問題も解答パターンもおぼえてしまい、素直に事例に向き合えなくなってしまう。
3:ピークを本番当日に合わせることができた
僕は、勉強を始めてから3ヶ月目が一番調子がいいことがH28年に判明。
今日のまとめ
とういわけで、今日は僕の場合の不合格と合格の年の過ごし方の違いについて書いてみました。
その1 学習のピークは二次試験の本試験に合わせた方がいい。
じゃぁ、自分のピークはどこか?多年度受験の人なら自分のSWOT分析から導き出せる・・ハズ
その2 多年度受験だったら勉強のしすぎにご注意
自分の悪いパターンにはまりやすくなるし、緊張してしまう。
では、また次回