みなさんこんにちは、宮下です
平成最後のGW、皆さんの勉強の進捗状況はいかがでしょうか。この受験時代に10連休という誘惑があるなんてある意味つらいですよね・・・(苦笑)
この10連休に集中して勉強時間やリフレッシュの時間にあてられるかどうかが勝負の分かれ目と言っても過言ではないと思いますので、ぜひ皆さんにおかれましては有意義な過ごし方をしてもらいたいものです。
そこで今回のブログのテーマは、昨日に続き「スキマ時間の活用」をテーマに、私が受験生時代に実践していた「スキマ時間の有効に活用した勉強法」についてご紹介します。主に実践していたのは以下の3つです
①暗記カードの活用
②音声教材の活用
③タブレット端末に保存した過去問の活用
以下に具体的な内容を紹介します。
①暗記カードの活用
これは特に1次試験向きの対策です。1次試験は覚えなくてはならない量が膨大です。それを短期記憶ではなく、長期記憶に落とし込んでいくためには、とにかく繰り返し目に触れて、時には口に出し、覚えていく作業が必要になります。ただし、これには決してまとまった時間をとる必要はありません。通勤時間、昼休みなどふとした空き時間があれば、極端な話、10秒でもあれば1つワードを覚えることができます。そのため私は常に暗記カードを持ち歩き、会社にいるときは1つスーツのポケットに入れて、休み時間やトイレにいる時間に見返したりしていました。アナログな方法ですが、意外と「暗記カードを作成しながら用語の意味や定義を確認→隙間時間にチェック」という作業が1次試験突破に役立ったなと思っています。
②音声教材の活用
これは受験機関への通学や通信講座を受講している方向きです。
①のやり方は有効だと思いますが、朝眠い通勤中や仕事で疲れて帰る時などはカードすら開く気が起きないものですよね。そんなときに私は「音声教材を1.2倍速などで聞き流す」ということを行っていました。そうすると要所要所で用語の確認をできたり、音として講義が頭に定着し、ふとした時に思い返せることができました。
③タブレット端末に保存した過去問の活用
これは1次、2次、どちらの試験対策にも有効ですが、ぜひ2次試験対策におすすめしたいです。
2次試験は80分というまとまった時間がないと読解や回答作成ができないので勉強しづらいと思っていませんか?私も1年目はそれで苦労し、なかなか2次対策が捗りませんでした。しかし、2次試験もスキマ時間で十分勉強できます。
私のやり方ですが、次の方法で勉強をしていました。
(1)設問を読む
(2)題意の確認(その設問では何が問われているのか、何を回答するべきか)
(3)回答の骨子を検討(主語、述語をどうするか、枠組み・切り口はいくつに分けるか、各枠組み・切り口の字数はいくつ程度にまとめるか)
という上記3つの回答作成のプロセスを確認するという作業です。
これを繰り返していくことで、どんな設問が出てきても咄嗟に回答骨子を作成できる瞬発力が身についたと思います。
もし、さらに時間に余裕があれば、与件文を読みながら、先ほど自分が仮定した骨子が正しく作れているか、はたまたSWOT分析を頭の中でやってみるなども良いと思います。
※AASのHPから過去問の無料ダウンロードができます
1次試験過去問 → https://www.aas-clover.com/testinfo/download-1
2次試験過去問 → https://www.aas-clover.com/testinfo/download-2
このように診断士試験は机に向かい、まとまった時間が取れなくても、スキマ時間にできることは沢山あります。逆に言えば、「仕事が忙しい」「家族や友人との予定があって勉強時間が確保できない」というのは言い訳や自分への甘えにしかならないと私は思います。
1つ1つは小さく、地味な勉強ですが、この小さな日々の積み重ねが最後に大きな差となって合否を分けるはずです。
ぜひ皆さんもご自身の取り組み易い方法で、スキマ時間を有効に活用されてみてはいかがでしょうか。
それでは今日はこのへんで。最後までご覧いただきありがとうございました。素敵なGWをお過ごしください。