こんにちはAASの平野です。
最近、企業の診断報告書を書くことが増えてきました。
そんな折、セミナー講師をやらせていただく機会があり報告書作成について喋ってきました。
その準備の中で改めて感じたのは、報告するときにはストーリーが大切ということです。
診断報告書の大まかな流れを示すと以下の通りとなります。
- 企業概要
- 内部環境分析(含む 財務分析)
- 外部環境分析
- 財務分析
- 全体戦略
- 各戦略(組織人事/マーケティング/運行管理/IT)
相手先企業の悩みに応じて、報告書の内容は変わってきますが・・・
(二次試験後の実務補修はこのパターンが多い)
この中で大切なことは、環境分析から論理的に全体戦略を導き、必要な各戦略を漏れなくダブりなく立てることです。
あれっ、この話どこかで聞いたことがありませんか?
そう、二次試験ですね。
さて、各設問を解くときに単純に与件から該当する個所や連想することを闇雲に回答していませんか?
二次試験の各設問は、ある観点で個別に問われています。
ただし、与件にストーリーがあるように設問にもストーリーがあります。
- 与件文は現在までのストーリー
- 設問は未来につなげるストーリー
と考えられますね。
個別に見たときにはよさそうな回答も、全体から見ると・・・?な回答になっているなんてこともありませんか?
このストーリーをきちんと描けるかが大切です。
みなさん、ストーリーテラーになってみてください。
二次試験では診断士としての能力を問われていると言われる所以はまさにこの部分だと思います。
自分が作った解答を眺めて、きちんと相手に伝わるストーリーになっているか確認してみてください。
どうやったらストーリが作れるようになるの?という方はAASの各種講座があります~
受けたらきっといいことがありますよ!
それではまた3週間後!