こんにちは。
AAS東京の猪瀬です。
みなさん、勉強は進んでいますか?
早いもので、もう6月です。
そして、6月は「弱点克服月間」です。
と、勝手に位置付けてみました。
一般的にどうかは分かりませんが、
6月は集中して弱点克服するのにちょうどいい時期だと
私は個人的に考えています。
その理由はいくつかあります。
①ある程度基礎が固まりはじめ、
弱点が浮き彫りになる時期のため。
②少しずつ勉強がマンネリ化し始めるので
テーマを決めることで集中力を高めるため。
③7月は1次試験の準備で忙しく、
8月からは2次試験のスパートの時期なので、
6月が余裕を持って弱点克服する最後のタイミングのため。
いかがでしょう?
一概には言えませんが、どれかが当てはまる人は多いのではないでしょうか。
とはいえ、人それぞれに1次試験の受験科目や勉強の進み具合は違うので、
この方法が合わない人はスルーしてください。
一方、ここまで読んで
「よし、6月は弱点克服月間にしよう」と思った方。
参考までに私の経験を紹介します。
私の場合は、もともと事例Ⅱが苦手でした。
AASに通い始めたことで、その原因が「読む」プロセスにあることに気付きました。
そこで、6月は2つのことに集中しました。
(これとは別に、計算問題は毎日解いていましたが。)
①事例Ⅱを事例問題の言葉だけを使って解答を書きあげる
解答から知識を排除することで「読む」ことに注力したことで
正しく読むだけで、ある程度解答が見えてくることに気付きました。
(注意:これは事例Ⅱだからできたことなので、
事例ⅠやⅢではちょっと無理が出るとおもいます)
②中学受験のテキストを使って、
「読む」トレーニングをする。
具体的には、AASのホームページでも紹介している
以下のテキストを毎日やりました。
中学入試を制する国語の「読みテク」トレーニング 説明文・論説文
繰り返し出てくるキーワードを使って
文章を要約するトレーニングを通して、
キーワード感度が向上しました。
こうした取り組みの結果、
事例Ⅱの苦手意識が減っただけでなく、「素直に読むコツ」をつかめました。
おかげで、その年は初めて事例ⅡでAを取ることができました。
いかがでしょう?
一次試験の勉強の追い上げが始まる前のこの時期だからこそ、
じっくりと何らかのテーマで勉強するのもいいのではないでしょうか。