読者の皆さま、こんにちは。AAS東京の渡邉です。
前回、6/20のブログでも書きましたが、私は家業を継ぐ決心をし、
現在は実家の岡山県に戻っております。
実家の会社ですが、入社してすぐ思ったのが「経営理念が無い」ということです。
経営理念とは何か、と言うと企業の経営を通して何を実現したいか、ということですよね。
「地域社会に貢献する」とか「従業員を幸福にする」等々、企業によってそれぞれあると思います。
2次試験に出てくる事例企業の多くが経営理念を持っていますよね。立派だと思います。
私が実際に診断に行った企業でも経営理念がないところは結構ありました。
経営理念が浸透している会社は、一体感が生まれ、強い組織になると言われています。
今まで2次試験ではこの経営理念について問われたことは無いですよね。
私が出題委員ならそろそろ出題しても良いかな、と思います。
例えば、事例1で事業承継を予定している会社に対して、「円滑な事業承継のために何が必要か」という様な問題で解答は「経営理念を明文化し、従業員に浸透させることで組織の一体感を醸成する」といった感じでしょうか。
2次試験の勉強をしていると「経営理念はあって当然」と思いがちですが、実際はそんなことはありません。
受験生の皆さま、合格後にも必要な知識なので、経営理念のことを頭の片隅に入れておいてくださいね。
「言うは易く行うは難し」で、経営理念をつくるのも難しいし、浸透させるのはもっと難しいことです。
私も今後自分の会社の経営理念をどうするべきか、診断士に助言をお願いしようかと思っております笑。