これからの2か月

こんにちは、最上です。

先週、1次試験を受験された方はお疲れ様でした。
今週は1次試験の自己採点をして、一息ついて、休んでいる方もいると思います。
もう既に2次試験の勉強をスタートしている方もいますので、
まだの方は、3連休+夏休みで勉強時間を取れる方もいると思いますので、
まずは2次試験に向けて学習のスタートダッシュを切ってください。

さて、2次試験までは、あと2か月強です。
私も、合格した年と不合格であった年は、この2か月は大きく違いました。
違っていたのは、学習の量や勉強方法ではなく、「取り組む姿勢」(意識)です。
AASでは守破離の「離」と言う表現を使うのですが、「離だ」と言っても
皆さんに分かりづらい、とよく言われます。
別の表現で言うと、
・「知識」を覚えるのではなく、「知識」を使ってアウトプットを出す。
・知識ではなく、知恵をつける。
・予備校の解答ではなく、自分の解答にする。
・自信を持って解答するようにする。
等が考えられますが、イメージ湧きますでしょうか?

診断士の勉強を諦めた方が、
「1次試験7科目の勉強を通して、一通りの経営知識が身についたので、
社長や取締役の発言や指摘の意味が分かるようになった。
それで満足したので、勉強をやめる」
と話しているのを聞いたことがあります。
確かに1次試験の合格ライン、多少その下でも上記のレベルには達します。
しかし、診断士として業務をこなすには、「経営用語の意味が分かるレベル」では不十分です。
「様々な視点から自ら考えて、どのような戦略で、改善施策等を提案する」必要があります。
自らの知識を使って、アウトプットを作り出す必要があるのです。
この部分を磨くのが、これからの2か月となります。
ですので、今更知識を増やそうとしても意味がなく、
過去問・答練のアウトプットを中心に、知恵の出し方を鍛える必要があります。

この辺を意識してあと2か月の勉強をして頂ければ、と思います。
残念ながら1次試験に不合格となった方も、2次試験合格を目指して
頑張ってもらいたいと思っています。

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