読者の皆さま、こんにちは。AAS東京の渡邉です。
いよいよ本試験まで残り1か月余りとなってまいりましたね。
私自身、受験生時代はこの直前期での気づきが合格の鍵となったので、
本日はその経験をお話ししたいと思います。
合格した年、私はGW頃までは成績が良かったのですが、その後どんどん下降して
直前期にはどん底の状態でした。AASのアウトプットでも常に下から数えた方が早い順位。
AASの採点がおかしいんだろうと思い、他校の模試を受けてみてもC判定…
本当にあきらめようかと思ったことが何度もあります。
そんな私にとって転機となったのが10月頭のAAS最終講義。
講義の内容は自分の解答プロセスを振り返ってみるというものでした。
そこで気づいたのは「解答に与件の言葉を入れられていない」ということ。
AASでは与件の言葉の入れ方を教わっていたのにも関わらず、完全に無視して自分の言葉で書いていた…
思えば、これまでいつも論点は合っていても点に結びつかないという状態だったので
「原因はこれだったのではないか!」とひらめきました。
2週間後にはAASの直前合宿が予定されていたので、とりあえず2週間、「与件の言葉を使って書く」
ということだけは克服しよう、と思いその点だけに絞って必死に勉強しました。
そして迎えた直前合宿、「ここで結果が出なければ本試験もだめだな」という思いがあり、
とても緊張して受講したのを覚えています。
結果はなんと1位!嬉しかったとともに、自分の気づきが間違いでなかったことに自信を持てました。
そのまま本試験でも心にゆとりを持って臨むことができ、合格という結果をつかむことができました。
読者の皆さまも直前期となって焦りもあるかもしれませんが、ただ闇雲に勉強するのではなく
自分の問題点はどこにあるのか、一度冷静に分析をしてみてはいかがでしょうか?
改善点のポイントを明確にすることができれば、残り1か月でも急成長できる余地は十分にあります。
現時点で成績が良くない方もまだまだあきらめる必要は全然ありませんので、頑張っていきましょう!
くれぐれも体調管理だけは気を付けてくださいね。