計算が苦手な私の体験談

AAS東京の加藤雄紀です。

以下は筆者の体験談です。
試験直前のこの時期に多忙で当初の勉強計画が守れなくなりました。
そこで、勉強内容を大幅に変更しました。

それは、計算練習と本番のイメージトレーニングです。

その2つだけに絞りました。

というか、それしかやる時間がありませんでした

計算練習はAASの計算練習問題集(非売品)と、市販の財務会計問題集を持ち歩き、わずかな「すきま時間」があればカフェで1問、ちょっとした待ち時間に会議室で1問、といった勉強をしました。

それまで何度もやった問題集であり、知らない問題、知らない論点、解法がわからない問題はありませんでした。
しかし、計算問題というものは少し時間があくと、とたんに瞬発力が鈍ることを経験的に知っていたので、そうならないための対策です。
筋肉をつけるのではなく筋肉を落とさないための筋力トレーニングのようなものですね。

また、「事例IVの計算だけは絶対に大丈夫」という自信をつけることで精神的に落ち着くという効果もありました。

「絶対に大丈夫」の意味は、ほとんどの受験生が正答できない難問を解けるということではなく、合否を分ける問題、つまり、できる受験生はできる問題を確実に取れる、という意味です。

実際、その年の事例IVには、ディシジョンツリーの問題が出題されました。
これは、まさに「できる受験生は全員できる」合否を分ける問題でした。
私はしつこく計算練習をやっていたので正答することができました。

なーんだ、そんなことか、と思われるでしょうか。
そうです、練習しかないのです。
もともと計算が得意な人にとってはあまり参考にならないかもしれません。
私のような計算が苦手なタイプの方に少しでも参考になれば幸いです。

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