皆さんこんにちは。
AAS東京代表の早坂です。
いよいよ、本番ですね。
実は、私が試験当日、あるいは受験生時代に聞いた言葉で一番合格に役立った言葉は、
「最後まで絶対にあきらめるな!」
という言葉でした。(ベタですみません。)
今日は、その言葉を、今年受験される皆様に引き継ぎたいと思います。
私は平成18年度に2次試験に合格しましたが、試験当日のことは、昨日のことのように思い出せます。
今年は1年、2次対策に費やしてきたのです。
今年ダメだったら、一次試験からやり直し、つまり振り出しに戻る訳です。
なので、試験当日のプレッシャーは、1年目の2次初受験の時とは全くレベルの違うものでした
そして、事例Ⅰ。。
平成18年度事例Ⅰは過去最高難度の事例なのではないかと今でも個人的には思っていますが、試験当日は正直全くわからず、完全にお手上げ状態でした。
なにがわからないかというと、
- まず、全体戦略(将来の方向性)がわからない。
- 描かれている組織図もわからない(マトリックス?)。
- 誰が顧客で、誰が仕入先なのかすら、わかりませんでした。
今まで講座のアウトプットや模試で数えきれないほどの事例問題を解いてきましたが、こんなにわからない事例問題は初めてでした。
「もうダメだ。。」 と思いました。
今年1年、ゴールデンウィークも夏休みも、食事以外はほとんど家から出ず、黙々と過去問を解いていました。
天気がよく、ちょっと羽を伸ばしたい陽気でも、「今年頑張れば、来年はゆっくり出来るから」と自分に言い聞かせ、頑張ってきたのです。
そんな思いが、試験中に湧きあがり、涙が出てきそうになりました。
いや、ちょっと出ていたかもしれません。。
「今年もダメか。。」
そう思ったときに、過去の合格者から聞いた、ある言葉が頭をよぎりました。
「最後まで絶対にあきらめるな!」
そうだ、まだ時間はある、諦めてはダメだ。最善を尽くすんだ。
と思い直し、もう一度、事例問題に向き合いました。
もちろん、向き合い直したからといってどうなるものでもなく、やはり手の施しようがないほど難しかったのですが、出来る問題から書き始め、同時並行で他の設問も考えつつ、何とかギリギリで書き終えることはできました。
しかし、どう考えても、40点を超えているとは思えませんでした。
「事例Ⅰで足切りだ」と思いました。
事例Ⅰが終わった休憩時間に、
「帰ろうかな」
と本気で悩みました。
事例Ⅰで足切り間違いなしなので、残り3事例取り組んだところで、合格はもう無理だし、時間の無駄だろうと思いました。
しかし、ここでも、
「最後まで絶対にあきらめるな!」
という言葉を思い出して、折れかけた気持ちを何とか踏み留めることができました。
そして、最後の事例Ⅳまで戦い終えることができました。
その年に、合格しました。
そんな訳で、色々な合格者の方々から、耳にタコが出来るぐらい聞いているありふれた言葉だと思いますが、私も、この言葉を今年の受験生の皆様に送りたいと思います。
「最後まで、絶対に、あきらめるな!!」