おはようございます。
札幌徹郎です。
先週のブログでも取り上げられていましたが、事例Ⅳについて書いてみたいと思います。
私自身は事例Ⅳが決して得意というわけではありませんでしたが(4回の成績はABCA)、
必ず経営分析の問題が出題され、繰り返し問われている論点もありますので、他の事例に比べて勉強時間が結果につながりやすい、と私も思います。
合格した年は、過去問以外にも、AASの授業で行なった計算トレーニングや配布された計算問題集、市販の計算問題集を試験の直前まで毎日1問でもいいから継続しながら数回回転させていました。
ただ、最近は計算過程を書いたり、記述で解答する問題が増えているようですので、普段から練習したり、自分に合った80分の使い方を考えたりしないといけないですね。
計算過程については、過去問や演習をやった後に計算過程欄のある問題だったらどう書くか練習してみるのもいいかもしれませんね。
経営分析については、私は自分が決めた収益性/効率性/安全性の指標は一通り計算するようにしていました。
時間がかかるからあたりをつけた指標しか計算しない方もいるようですが、繰り返し練習していればそれほど時間は取られないですし、指標を算出しないとみえてこない場合も少なからずあると思います。
私が使用した市販本は次の2つです。
①『意思決定会計講義ノート』税務経理協会
全部解く必要はないと思いますが、重要な論点については繰り返すといいと思います。
AAS東京のアシストゼミでこの本をベースにした計算トレーニングが開催されると思いますので、参加してみてもいいかもしれません。
②『30日完成!事例Ⅳ合格点突破計算問題集』同友館
2次試験まであまり時間のない8月末に発刊されましたが、間違えた問題は正解できるまで繰り返し演習しました。解答解説が丁寧で論点もまとまっていたので使ってよかったと思います。
他にも演習や模試がまだ本格化しないこの時期に事例Ⅳの過去問を集中的に解いてみるのもいいかもしれませんね。
苦手意識があっても、勉強スケジュールの中に事例Ⅳの時間をしっかり確保しましょう。
毎日、1問でも5分でもいいので計算練習の時間を入れてみましょう。
ベタですが、「継続は力なり」だと思います。