新年明けましておめでとうございます。
AAS東京の早坂です。
正月休みも本日までという方も多いものと思います。ゆっくり休めたでしょうか。
さて、本日は令和元年度合格者の方から早速届きました合格体験記を紹介いたします。
干支を一回り(令和元年度合格者:Y・Mさん)
はじめに
令和元年12月6日午前10時10分。
「今年もどうせ(番号は)ないに決まってる。。とはいえ、一応確認だけはしておこうかな。」
くらいの心持ちで会社でこっそりと協会のホームページを閲覧しました。
「えっ、これって私の番号では?」
「(番号を控えてなかったけど)確かこの番号だったはず。」
「でも、きっと何かの間違いだろう。今回ほとんど勉強もしてなかったし、そんなに手ごたえもなかった。それに、いつにも増して同志が多かったので。。。(例年に比べ一次試験合格者が約1000名多く、二次は激戦でした)」
すぐに家にいる妻に連絡をとり、番号をあらためて確認。少なくとも5回は合格者欄を自ら‘ガン見’し、妻にも凝視してもらいました。
「間違いない、合格だ!」
11年目の‘奇跡’が起きた瞬間でした。
プロフィール
メーカーの間接部門に勤務している50代男性です。
PRプランナーという広報関連資格の学習時にマーケティングに興味を持ち、もっと勉強したいと思い、この資格と出会いました。
受験歴
学習を始めたのは随分昔、平成20年7月に遡ります。
(平成20年の干支はねずみ。ということは、今年でちょうど干支が一回りしたことになります。)
一次試験はすぐに合格できましたが、二次試験はまさに七転び八起き。
8度目の挑戦でようやく私にも順番が回ってきました。
<H25以降の二次試験>
H25 CBCB B (48,58,46,59)211
H26 ABBB B (69,51,53,51)224
H27 <休>
H28 BCAC B (51,47,73,47)218
H29 CBAA B (45,51,67,68)231
H30 CBBA B (43,53,58,61)215
R1 合格
学習方法
最初の5年くらいは最大手の受験校に通い、その後、二次専門校(通学・通信)にお世話になりました。
大手受験校時代、模試で全国2位になったことがあります。でもその年の本番はさっぱりでした。模試の成績は本番には全く関係ないという悲しい現実に直面しました。ちなみに今年9月にも同じ模試を受験しましたが、合格ラインには遠く及ばない成績でした。
AASさんには、昨年1年間、通信と合宿でガッツリお世話になりました。今年はAASスキルをベースにこれまでの受験校の「良いとこ取り」作戦で自己流に解法をアレンジし試験に臨みました。(AAS流にいうと「守」から「破」「離」の域に無意識のうちに達していたということ?)
【一次試験について】
ここ最近は、TB○社さんの「テキスト購入&無料動画視聴」で十分に対応できていました。
【二次試験について】
私ほど受験校を渡り歩いた方は他にいらっしゃらないのでは?と思うくらい、多くの方にいろいろ教えていただきました。
トータルでは計4校(大手1+二次専門3)ですが、大手では各先生方の二次試験へのアプローチが全く違っていたこともあり、5年で3人の先生にお世話になりました。
AASでは、受験というよりも診断士としての本質を学んだ気がします。それまでは、小手先の受験テクニックに走りがちでしたが、しっかりとここでベースを築けたのが大きかったと思います。
試験当日
試験では、とにかく聞かれていることに対して、「素直に」「シンプルに」「わかりやすく」お答えすることだけを念頭に置いて挑みました。
4科目を通して特に必要以上に気負うこともなく、一喜一憂もせず常に冷静で平常心を保てたことが成果に繋がった気がします。
当日の体調管理もばっちりでした。
なので、実力は100%近く出せたと思います。
事例別にいうと、
Ⅰはまずまず。
Ⅱは時間が不足し、最後は解答が重複したかも。
Ⅲは内容がよくわからなかったけど、とにかく機械的に処理。
Ⅳは文章問題や計算過程を書く問題は部分点が極力入るように時間いっぱいまで粘り、欄を埋めました。(でも、後から振り返ると、捨て問を作って試し算に時間を使った方が良かったかも。)
最後に
この試験、多年度受験生にとっては途中下車が難しく、エンドレスですよね。
私の場合は受験仲間が次々に合格していき、気がつけば一人だけ取り残される。。という状況でした。
受験期間も5年を過ぎると、資格取得に取り組んだ本来の目的をすっかり忘れ、意地だけで受験を継続してきたような気もします。(本末転倒ですね)
そんな状況もあり、さすがに「いろんな意味で良くないなあ」と思い始め、「ここまで頑張ってきたけど、どうも縁がないようだし、来年不合格ならば本当に受験をやめる」と周囲に宣言していたところでした。
でも、こうやって合格すると「あきらめずに頑張ってきて本当に良かった」と心から思えます。
今はともかく、家族をはじめ、お世話になった先生方や受験仲間全員に感謝の気持ちでいっぱいです。
今回、運よく合格できましたが、本当にそこまで投資する価値のある資格だったのか?については、現時点、謎のままで、そこは、長い時間(人生)かけて見極めさせていただきます。
これから、まずは事業をやっている友人・知人の良き伴走者になり、地域社会のためになるという本来目的を達成できるように、
【これまで】人よりも投資が多かった分、
【これから】人よりも多く世の中に貢献できるよう心掛けたいと思います。
令和2年は「ねずみ年」、干支がまた最初から一回りし始めます。
心機一転!気持ちも入れ替えて新しい風を吹かせていきたいと考えています。
以 上