こんにちは、ジャータンです。令和2年度1次試験の受験申込みが開始しましたね。申込受付期間は5月8日(金)迄なので、受験される方は早めに申込んでおきましょう。とは言え、新型コロナウィルスによる外出規制・自粛で仕事や生活に影響が生じている状況です。これもポジティブに捉えると自宅に籠って勉強に集中する環境が否が応でも整ったとも言えます。そこで今回は勉強時間について書かせていただきます。
私が診断士の勉強を始め、某大手スクールの1次・2次ストレートコースに通い出した時、担当講師から1,400時間の勉強(講義・模試の時間含む)が合格の目安と教えられました。内訳は以下の通りです。
(1)10月~12月 基礎固め 300時間
(2) 1月~ 4月 成長期 400時間
(3) 5月 ・ 6月 応用力養成期 250時間
(4) 7月~1次試験 実力完成期 150時間
(5)1次試験終了後 2次試験専念期 300時間
1週間当たりにすると、(1)~(3)は約25時間/週,(4)と(5)は約30時間/週となります。講師の方から「学習実績管理表」を受講者全員に帳票として配っていただけたこともあり、受験1年目は真面目に帳票に日々の勉強時間を記載していました。
で、私の結果はと言うと、合計時間は791時間で目安時間のわずか56.5%。もちろん勉強時間のせいだけではありませんが、1次試験は7科目合格したものの、2次試験は惨敗でした。1週間当たりにすると、1次試験までは約15時間/週,1次試験終了後は約10時間/週となっています。1次試験終了後の勉強時間が減ったのは、1年目はとにかく1次試験合格を必達目標としており、2次対策は1次試験終了後まで未着手だったので勉強方法が確立できなかったことと、1次対策の様に時間をかけて覚え込むものでもないので、つい時間確保が疎かになった為です。
次に1次試験終了までの15時間/週を分解してみると、概ねの傾向として平日5日間で3~5時間,土曜:8~9時間,日曜:2~4時間で完全に週末集中型です。勉強を始めた頃は全く勉強しない平日もありましたが、途中から通勤時に講義をウォークマン(昭和世代なもので・・・)で聞いたり、テキストを読むことも含め毎日30分~1時間は何かしら勉強に触れる様にしていました。逆に言うとそれくらいしか勉強していなかったことになりますが、当時は残業も多く繁忙だった記憶がある中で何とか時間を捻出していたのだな、と思います。また、土曜は休憩時間を挟んで10時~17時まで講義でしたが、娘の通学時間に合わせて家を出て、帰りも塾帰りの娘と待ち合わせる為に、講義の前後を自習室での学習にあてていたので、約半日を学校で過ごしていました。昼食も朝コンビニでサンドイットを購入し、休憩時間にそのまま教室や学校の休憩室でテキストを見ながら手短に済ませていました(教室での飲食禁止や、休憩室での勉強禁止など学校毎に定められているルールには従って下さいね)。一方で今思うと何故日曜の勉強時間がこんなに少なかったのか・・・。自分自身への甘さが滲み出ている気がします。
量よりも質がより重要かとは思いますが、学習時間の目標を定め予実管理をすることも、モチベーション向上や必要な軌道修正をかけていく上で有効な手段になり得るかと思います。実施されていない方は是非試されてみてはいかがでしょうか!