みなさんこんにちわ。すーです。
今回は、財務・会計に関しての記事です。
財務・会計は計算量の多さも影響してか苦手な人が最も多いと言われる科目です。
さらに二次試験の事例Ⅳにも直結するため、合格を目指すうえで避けて通ることはできません。
かくいう私も、勉強開始時点で関連知識は全くなく最後まで苦手意識は拭えず、1次、2次ともに足切り回避が目標でした。
免除になる資格を持っている人が本当に羨ましかったです。。。
一から勉強を始め、一通りテキストと過去問を解き終わったのちに、残しておいたH30年の過去問に本番を想定してチャレンジするも衝撃の16点!!
さすがにこの時は絶望的でした。1次試験に向けて残り2か月を切った頃でした。
しかし、結果的には多くの幸運も重なって、一次試験(76点)、二次試験(75点)ともに財務・会計が得点源となり、思うように点数を稼げなかった他の科目のマイナス分を補うことができました。
私が昨年合格できたのは、まさに財務・会計に救われた他なりません。
では、私がどのように1次試験の財務・会計を勉強したのかについて書きたいと思います。
まず、私は予備校ではない通信講座(いわゆる低価格の、隙間時間を活用して60点を目指すようにカリキュラムされているもの)で勉強しました。
①捨てる範囲を明確にし、過去問を徹底的に繰り返す
私が財務・会計に手を付けたのは3月でしたので、とにかく時間がありませんでした。
なので通信講座の講義と手元にあった過去問6年分に絞り、ひたすら繰り返し勉強しました。
基本的に40点を絶対に下回らず、運が良ければ60点を取れればいいなぁ、というくらいの感覚でした。
本番では10問から15問は間違えても良い(絶対に10問は死守する)というくらいのスタンスで、冷静に解ける問題を見極めて落とさないことに意識していました。
そのため、難しい論点(ex.税効果会計など)や簿記の知識が必要で勉強効率が悪いと(勝手に)判断した問題(H26年の第1問やH25の第1問など)は思い切って一切勉強せず、当日運悪く出たら捨て問にする覚悟でした。
②毎日財務の過去問をとく
会社の昼休みを利用して、とにかく過去問に取り組みました。最初のうちは解説を1問読むだけで時間が終わってしまったりと、とにかく進捗が芳しくありませんでしたが、段々と過去問を繰り返すうちに(問題慣れしてくることもあり)、1日に解ける問題の数も増えてきました。
③解説を読んでも分からないときは深追いしない
テキストの解説を読んでも分からない問題は、「〇年度 財務・会計 第〇問」でweb検索して、ネット上の解説を参考にしました。それでもわからないときは深追いせずスパッと諦めました。
深追いしすぎて時間を浪費したり、自信を無くすのが嫌だったからです。
④財務指標に関する問題は確実に解けるように!
財務指標に関する問題は1次のみならず、2次試験でもほぼ必ず出題される頻出論点です。
①で述べた通り捨て問も作りましたが、逆に財務指標に関する問題は必ず当日解けるように訓練を積みました。
具体的には、日ごろから計算式を暗記アプリに入れて式を完全に暗記し、試験1週間前に過去問の全問題を復習しました。
④当日は財務から解く
比較的計算が複雑な会計は後回しして、私は後半の財務から取り掛かるようにしていました。
これは、前半に思いもよらず時間をかけすぎたせいで、後半しっかり考えると解けた問題を落とすことを防ぐとともに、ファイナンスは比較的暗記で点数が稼げる問題が多く、精神的な余裕を持たせる目的もあります。
2019年の財務・会計は比較的前半が難しく、後半はオーソドックスな問題が多かったこともあり、この解き方が奏功したと思います。
実際、本番では最初の10問で半分落としましたが、それ以降は1問のミスで済みました。
ちょうど前年の試験で16点をとってから本番まで2か月の期間がありましたが、この間、過去問を繰り返し解くうちに、明らかに解くスピードが速くなり、知識や解法が身についてきているという実感がありました。
特にストレート生の方は直前の最後の最後で伸びますので、諦めずに頑張ってください!