初めに
皆さん、こんにちは、3回目の登場となります。多年度シニアの「AE86カローラレビン赤黒ツートン前期GTV」です。この時期、大部分の皆さんは一次受験を目前に着々と勉強を進めておられると思いますが、新型コロナウィルスが猛威を振るっています。仕事や生活への影響もあり、なかなか勉強に身が入らない方もおられると思います。
トヨタの豊田章夫社長が3月19日に声明を出しています。
その中で、社長が現在の状況を聞かれたときに、「真剣に考えないといけないが、深刻には考えないようにしている」と答える、とありました。「コントロールできるものとできないものがあるが、コントロールできないものを深刻に考え過ぎるとネガティブになる。だから、コントロールできる範囲のことを真剣にやる」とのことです。
財務会計
さて、財務会計がお仕事の方を除き、大部分の方は財務会計にはなじみがなかったと思います。自分もそうでした。理系なので数学は大得意ですが、やはり財務会計は異なり惑うことばかりでした。その時、予備校の先生から「毎日1問でも良いから続けてやりなさい」というシンプルなアドバイスを頂きました。
ぐうたらな自分には打ってつけのアドバイスと思い、一次試験過去問集の財務会計を毎日1問ずつやっていました。特に気を付けたのは択一問題で正解以外の問題文を修正し、正しい解にする練習です。解答解説を読む前にこれをやると一つの択一問題でも数倍楽しめますが、少々時間は要します。
また、さすがに毎日1問ずつでは少々物足りないため、ウィークデーにはTACの「スピ問」、TBC「速修テキスト」の巻末問題集を約30分程度やり、週末には二次試験も視野に入れ、TACの「集中特訓財務・会計問題集」、同友館の「30日完成事例Ⅳ合格点突破計算問題集」、AASの「イケカコ攻略講座」を約1時間程度やりました。そして必ずEXCELで作った進捗表に日付と成績をチェックし、間違えた個所と原因を「間違いノート」に記入していました。
正直に言って、最初は「間違いノート」に記入するのは時間もかかり面倒でしたが、「間違いから学ぶことが大切なのだ」と戒め、自分には珍しく続けていました。約2週間くらいすると自分の間違い傾向が判り、問題を解いていても「このような問題で間違えが多かったから気を付けよう」と予防できるようになりました。
その他
先日、診断士の勉強に使った資料を整理していたら、数年前のAASクラス名簿が出て来ました。当時の仲間の約40名中半分は合格時期こそ違え、合格していました。時に落ち込み、時に投げ出し、そして時にボヤキながらもめげずにコツコツと勉強し続けた、ということです。毎日、落ち着かない日々ですが、このような時こそ自分でコントロールできる範囲のことを短時間でもよいから真剣にやりたいと思いました。