5月になりましたね。たかしまやです。
今週はゴールデンウイークを複雑な思いで迎えた方も多いのではないでしょうか。
私はと言いますと、4月末に最終勤務日を迎え会社を退職しました。独立診断士です!と言えればかっこ良いのですが、まだまだこれからスタートです。平日にいつでも動けるよう体を明けて、さまざまな機会に手を挙げていきたいと思います。
アウトプットしていますか
さて、今回は学習のインプット、アウトプットのバランスについてです。
1次試験はテキストの読み込み量が多く、インプットに偏りがちです。しかし、これから1次直前期に向けてアウトプットの量を増やしていくことをおすすめします。
アウトプットとは?
1次試験のアウトプットの要点は過去問を解くことです。
教材は同友館の「過去問完全マスター」がおすすめです。私の場合は一次試験2~3か月前の時期、テキストの読み込みから過去問中心の学習にシフトチェンジしたことが大きく功を奏しました。
この教材の利点は過去問が論点別に整理されていることです。どの論点が頻出で力を入れるべきか、学習が足りていないところはどこか、見つけやすくなります。
1回目に間違った問題が2回目、3回目で解けるようになってくると、学習が進んでいる実感が持て、モチベーションアップにつながります。
科目別対策
経済学・経済政策、財務・会計
積み上げ型であることが特徴です。
一つずつ基礎をしっかり固めていかないとなかなか点が伸びません。過去問を解き進んでみて、理解が怪しいなと思ったらテキストに戻ることが大事です。進んでは戻りを繰り返して理解を深めましょう。
企業経営理論、運営管理
覚える範囲が広い科目です。
一度に完璧を目指さずに過去問の量をこなしましょう。間違ったら2周目、3周目にまた解けば良いのです。2次試験にも関わってくるので、2次にも重要な論点に力を注ぎましょう。
弱い論点を見つけたら、テキストに戻ってノートにまとめ直すと、1次2次の両方に役立ちます。
経営法務、中小企業政策、経営情報システム
暗記中心の科目です。
過去問を一つ解いたら、直後の解説を読み込みましょう。読み込んだら次の問題に進みます。論点別ですから次の問題も似た論点です。また解説がありますが、こちらも飛ばし読みせず読み込みます。前の解説とかぶっていても、しっかりと読み込むことで記憶が定着します。
特に中小企業政策はほとんど同じような解説が続きます、何度も同じような文を読み続けるのは飽きますが、ここは我慢のしどころです。
そのほかのアウトプット
人に説明するつもりでノートにまとめる、口頭で説明してみる、というのも理解に役立ちます。
単語帳に手書きでまとめる、という方法も試してみましたが、字を書くのに時間がかかりすぎ、遅々として進まなかったのでやめました。
時間効率の高い方法を探ってみましょう。
さいごに
残り2か月だろうと1週間だろうと得点は伸びます。模試の点数が伸びなくても大丈夫です。試験本番までご自身に合った学習法を模索してみてください。