アンタッチャブル

こんにちは。「関東多摩三郎」5段目の登場です。

さてGWも明け、緊急事態宣言も明け、いかがお過ごしでしょうか?

多摩三郎も1年前のこの頃から勉強を再開し、少しずつ勘を取り戻してきたところです。この頃、何をしていたか、どう考えていたか、ご紹介します。

 

1.1次試験向け

2次試験に関連する1次試験の過去問を解く

具体的には、

一発合格まとめシート」や「資格とるなら.tokyo」などのblogに掲載されている過去問を解いて解答解説を読む

ことを隙間時間に行っていました。特に、「資格とるなら.tokyo」は財務会計や運営管理で縦解き(同分野の異年度問題を一同に解くこと)ができるので、苦手分野の克服にとても適しています。

また、多摩三郎にとって合格イヤーの1次試験に対する取り組みはかなり特徴がありました。1次試験は7科目受験したのですが、経済・法務・情報・政策の4科目は試験の前日と当日に勉強しただけでした。企業経営理論の労務関係、財務・会計の簿記関連・運営管理の店舗・販売管理など、2次試験に直結しない分野も同様でした。1次試験は、

2次試験に使う1次知識の強化
本番慣れ

と位置づけました。勿論、前年7科目合格し2次の権利があったからなせる業ですが、もう「保険受験」という考えは捨て、「科目合格は一つでもあれば儲けもの」くらいに考えていました。そのため、1次試験後は自己採点や復習は一切行いませんでした。採点結果はいずれ2次試験結果後にまとめて開示請求すれば良いことです。また、直近の1次試験の論点が2次試験に出ることもありますが、当たる確率はかなり低いです。また、EBAなどで直前にまとめてくださるので、それまで気にする必要はありません。全てはなかなか届かない(アンタッチャブルな)2次試験に合格するため、

今、本当にすべきことは何か

を徹底的に見直すべきです。

 

また、もし2次試験受験の権利を持っていて1次を受験予定では無いけれど、1次知識の強化はしたいと考えている方は、

EBAの毎日配信!100字訓練

をおすすめします。EBAの江口先生から毎日1次知識の論点のお題が提示され、100字(60字のことも多い)で解答し、翌日には江口先生から解答例が提示されます。(添削はありません。)このサービスは昨年9月中下旬から始まったものなので、昨年の今ごろは実施していませんでしたが、2次に活用できる1次知識の再整理・強化に大変役立ちました。また、100字などで要約する訓練にもなります。

 

2.2次試験向け

①事例Ⅳ合格点突破計算問題集を1日1題解く(20分程度)

事例Ⅳに関し、基本的に過去問だけ解いてちゃんと理解していれば十分だと思います。何せ平成13年から18年分の問題があります。ただ、正直過去問に飽きてしまったこともあり、過去問に一番近いと思われる上記問題集を1次試験までは解くこととしました。

②中小企業白書の事例を1日1事例読む(10分程度)

こちらも過去問に飽きてしまったのと、論点のトレンドを探りたく、PDF版の白書をWORDに落とし読んでいました。ただし、白書の論点が2次試験に出たと感じたことは残念ながら無かったですが、隙間時間に読む程度であれば2次試験の感覚を養う上ではやって良かったのではないかと思っています。

③過去の2次試験問題の与件・設問を1日1段落程度、写経する(15分程度)

前年の2次試験からGWまで2次試験から遠ざかっていたので、今まで染み付いていたクセを取り除くのと勘を取り戻す意味を込めて毎日少しずつ写経していました。写経で開眼することはありませんでしたが、2次試験モードへソフトランディングできたのではと考えております。

④AASの「みんなの再現答案分析」やEBAの「実践!合格答案作成ゼミ」の動画を通勤電車や家事の隙間時間で見まくる(1~2時間程度)

AASの方はAASの生徒や一般の受験生から集めた得点開示結果付きの再現答案のうち、複数の高得点(70点以上)答案と低得点答案を比較し、どういった論点に点数が入ったかなどを探るものです。EBAの方はEBAの生徒から集めた得点開示結果付きの各事例5枚程度の高得点答案から、江口先生が点が入ったであろう論点と得点を探るものです。どちらも本当に秀逸で高得点答案の相場感を掴むには、これが一番有効だったと確信しています。

 

3.まとめ

今振り替えると、この頃はまだ切迫感も薄く、ひょっとしたらムダなことをしていたかも知れません。しかし何をするにしても、ちゃんと目的意識を持って、(繰り返しですが)

今、本当にすべきことは何か

を常に自問自答してすべきことを見直してたつもりです。コロナ禍でなかなか思うように学習が捗らない今だからこそ、本当に必要なことだけに集中して取り組むことで、アンタッチャブルな2次試験合格をタッチャブルなものへ手繰り寄せていってください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次