皆さま、おはようございます。「ウーノス」です。2回目の投稿となります。
今回は記憶をテーマに綴っていきます。
とその前に、私の二次筆記試験の得点開示請求の結果をご紹介させていただきます。
事例Ⅰ56 事例Ⅱ70 事例Ⅲ65 事例Ⅳ59 「BAAB」 合計250点
という少々微妙な点数&A2つだったのですが、一応合格は合格ということでヨシとしたいと思います!
さて、昨年の今頃の私は、一次試験まで残すところ三か月ちょっとであったにもかかわらず、過去問に手を付けられておらず、まだ記憶三兄弟(経営法務、経営情報システム、中小企業経営・中小企業政策)を必死になって勉強していました。その中で、中年の入り口の私が、衰え行く記憶力の助けとして実践していたことを以下のとおりご紹介します。
最適な復習のタイミング
皆さま、突然ですが、カナダのウォータールー大学による記憶の研究をご存じでしょうか。
これは、どのように復習すると記憶が定着しやすいかについて行われた研究です。下のグラフをご覧ください。
図の縦軸は記憶率、横軸が経過日数を示しています。
黒線の記憶率はDay1でMAX100%になりますが、24時間で急激に減少し、その後減衰していきます。
ところが、オレンジ色の線が示すように、適切なタイミングで復習した場合には、記憶率が100%に引き上げられるのがお分かりになると思います。
その適切なタイミングと所要時間は、最初に勉強した後に1回目を24時間以内に10分間、2回目を7日以内に5分間、3回目を30日以内に2~4分間であり、合計してもわずか20分程度です。一次試験は科目数も多く大変ですが、このくらいの短時間であれば、なんだか出来そうな気がしてきませんか?
完璧を目指さないまでもぜひタイミングを意識しながら、復習を繰り返してみることをオススメします。
記憶系サプリメント(機能性表示食品)
邪道とかプラシーボ効果とか言われればそれまでですが、昨年絶対に一次試験に合格したかった私は、藁にもすがる思いで、いわゆる記憶系サプリメントにも手を出していました。以下2種類をご紹介します。
1.DHA・EPA
DHA・EPAはご存じの方も多いと思いますが、日常生活における数に関する情報の記憶と数・ことばに関する情報の判断や読み書きをサポートする機能があることが報告されています。機能性表示食品である製品も多く、科学的に一定のエビデンスが担保されています。
2.βラクトリン
DHA・EPAは比較的多くの製品が機能性表示食品を取得していますが、記憶系サプリメントでは新たにこちらのβラクトリンという素材を用いた機能性表示食品シリーズが本年4月以降順次発売されます。
乳由来の認知機能改善ペプチドであるβラクトリンは健常中高年を対象としたランダム化比較試験で記憶力を改善することが確認されており、こちらも一定の科学的なエビデンスが担保されているかと思われます。なお、研究成果は科学誌「Frontiers in Neuroscience」※に掲載されました。
※論文タイトル:Supplementation with whey peptide rich in β-lactolin improves cognitive performance inhealthy older adults: a randomized, double-blind, placebo-controlled study
著者:Kita M, Kobayashi K, Obara K, Koikeda T, Umeda S, Ano Y
雑誌名:Frontiers in Neuroscience
DOI番号:10.3389/fnins.2019.00399
ちなみに私は試験3か月前から追い込みをかけるために、DHA・EPAを飲み始めました。何か明確な効能・効果を実感したかというと微妙なところですが、一次試験全7科目を受験し合格したので、結果的に何らかの効果があったのではないかと思うようにしています。笑
ともかく、人事を尽くして~の精神で取り組んだからこそ、試験に自信を持って臨め試験中にも大丈夫と自分に言い聞かせることが出来たと思います。
未だ2021年度の試験スケジュールは協会から発表されていませんが、残りの期間を悔いのないよう全力で頑張りましょう!