第１問（配点20点）
（設問１）
わが国を代表する観光地の下で、200年続く老舗ブランドを有効活用しながら地域活性化を実現していくこと。具体的には、燻した感じの石造りの酒蔵を用いて、需要の増加が見込めるインバウンドに対して提供する。
（設問２）
理由は、①祖父を含む買収側が酒造事業の経営の経験や知識が無く、ベテラン従業員の業務スキルが必要であるため。②地域活性化及びグループ全体の理念の下で事業運営をするため、経営顧問契約を結んだ。
第２問（配点20点）
①前任のベテラン女性事務員の知識や経験を学習し、②活用する社員と共に働き、同時に仕事の流れを確認し、③必要なデータを整理し、④操作性の良い情報システムを開発し、情報システム化を進めた。
第３問（配点20点）
①ルートセールスの古いやり方を抜本的に見直すため、固定概念にとらわれない考え方、②直販対応するため、インバンドを含む顧客対応力、顧客ニーズ収集力、顧客と杜氏や蔵人との橋渡しする能力、である。
第４問（配点40点）
留意点は、グループ全体を見渡しながら長期的視点の業務やチャレンジングな業務に対する評価制度の確立である。具体的には、経験や知識のない事業立ち上げ等、短期的には成果の出ない業務での業績評価。
