いよいよ明日が2次筆記試験本番!

おはようございます、スローパンダです。いよいよ、明日が中小企業診断士2次筆記試験の本番です。各所で言われている通り、よっぽどのことがなければ面談試験で不合格ということはないようなので、ここまでの勉強の成果をあますことなくぶつけていただければと思います。

まあ、言われるまでもなく、そうするつもりですよね?

ただ、もう明日にせまったタイミングでスローパンダの書く文章を読んでくれているみなさんに、直前だからこそしたいアドバイスを。

目次

2次筆記試験本番で、ぜったいに気をつけたい2つのこと

1.不正をしない

何を当たり前な! という話です。

というか、そもそもいわゆるカンニングなんてことができるような試験ではありません。「そこで不正なんてできるわけがない?」そうでしょうか。

実は、スローパンダは同じ教室で不正が発生してしまいました……。

どういうことかと申しますと、実際にその方が不正を行ったか、ということは分かりません。ただ、その方は失格としてその日教室に戻ってくることはありませんでした。

疑われた不正内容は、漏れ聞こえてきた話だと「試験時間終了後、筆記具を持って書き続けていた」ということらしいです。疑われた方も、実際のところどうあれ、「やりました!」とは言わず押し問答になります。「ペンを持っていただけ」だとか、「触っていただけ」だとか、いろいろ断片的に聞こえてきます。不正を見つけた試験監督の方は、ちょっと押しの弱そうな女性の方に対し、疑われた方は、結構気の強そうなしゃべり方をする年配の男性でした。ご想像の通り、なかなか話はまとまりません。

ほかの受験者(スローパンダを含め)も席を立つことはできず、教室の外から(おそらく本部の人かなにか)大勢の人がやってきて、その机を囲んでごねごねと話し合いが続きます。

5分くらい経過したでしょうか、結局先にも書いた通り、その男性は部屋からいなくなってしまいました。

確か、事例2での出来事です。事例1が終わった後は、トイレに行くくらいなら受験票は「持って行って」というお願いレベルだったのですが、それ以降は教室の出入り時にかならず、受験票の提示が求められるようになりました。

それが標準の手順だったのかどうか……は分かりませんが、どうしても受験生からすると「嫌な空気」を感じてしまいます。

そして、大事なのは疑われるようなことはしないことです。確かに、学生時代の試験だったりすると、「終わり!」から1点でもほしくて、空欄にチェックを入れたり、何か書いたり……と数秒だけやっていた方は多いと思います。

ですが、よく考えてみると、中小企業診断士の2次筆記試験で、ほんの数秒で書ける文字数文字で、合否が左右されることはほぼないでしょう。事例4の計算問題で間違いを見つけてしまった! とかでない限り、まあ、結果は変わらないでしょう。

それよりも、実は合格答案が書けていたのに(大体、解いた直後は完璧な答案を仕上げられたつもりになるはずですよね?)、ほんの句読点一個が気になったから追加しただけなのに、失格になってしまったら? とてももったいないではすまないですよね。

心に余裕をもって、終わりの合図があったらすぐにペンを置き、手は膝の上に置くくらいの心がけが、安全だと思います。

 

2.何があっても落ち着けるようにする

答案を作った直後は、それが完璧に思えるくらいでいるのが大事だとは思います。そうはいっても、とっさに用語が出てこなかったり、どうしても適切と思えるヒントを与件文から拾い出せなくて、落ち込むこともあると思います。

そんなときでも、決して落ち込んだ気持ちを引きずらずに、落ち着いて次の事例に挑めるようにしましょう。深呼吸をするだけでもいいですし、マインドフルネス瞑想をちょっとやってみるのもいいでしょう。

筆者は先に書いた通り、事例3以降はぴりぴりとした嫌な空気の中での試験となりました。幸い、揉めた席からは少し距離がありましたが、いわゆる、HSP的な気質を持つので、怒っている人の声を聞くだけで緊張します。席が近い方であれば、よりコンディションが悪くなっていたでしょう(合格発表の数字の羅列で、その席周辺の数字をちょっと見てしまったのは、仕方のないことです)。

もし、何も対策をしなければ筆者も事例3, 4と調子を崩して不合格だったかもしれません。幸い、自分がHSP気質で、怒った人の声が苦手という自覚はありましたので、深呼吸をし、以降は悪あがき的な復習は行わず、気持ちを落ち着けるように努めました。

事例問題に集中することの方が、直前の知識より大事だと考えたのです。

 

おわりに

とにかく、落ち着いて、心に余裕を持ちましょう。

そうすれば、ぎりぎりまで鉛筆を握って余計な疑いをかけられることもないですし、事例問題から意識がそれてしまうこともないでしょう。

もし、自分の心を落ち着ける、定番の方法をもっていないよ! という人は、もう試験は明日ですので5分くらい時間を使って、インターネットで検索してみましょう。トラブルから身を守る、お守りができるかもしれません。

それでは、がんばってください!

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