こんにちは。
アラカン新人診断士(今年1月試験合格、5月登録)の「コンチョウコク」です。
10回目の投稿になります。
受験生の皆さん、2次試験(筆記)お疲れ様でした。
試験の手応えがあってもなくても、今は、ほっとされて解放感に浸っておられることと思います。
筆記試験の合格発表(口述試験資格者の発表)は来年1月14日ですが、その後すぐに口述試験(1月23日)があり、実務補習も待っていますので、ゆっくりできるのはこの2ケ月ちょっとだけです。
今まで犠牲にしてきた家庭サービスや友人との付き合い、また趣味などいろいろやることがあって楽しみですね。
ただし、今、すべての受験生が必ずやらなければならないことがあります。
それは、再現答案の作成です。
まだ作成されてない方は、今すぐ取り組んでください。
早ければ早いほど再現率は高くなり、より正確な再現答案が作成できます。
当然、再現答案を作ろうが作らなかろうが、試験結果は変わりません。
では、なぜ再現答案など面倒くさい物を作成しなければならないのでしょうか。
私が考える再現答案を作る理由は、
〇恩返しのため
〇後進のため
〇口述試験のため
〇再受験のため
です。
〇恩返し&後進のため
皆さんご存じの通り、2次試験は正解および採点基準が公表されません。
そのため、受験生は正解および採点基準を推測して勉強する必要があります。
受験予備校では、受験生から集めた再現答案を分析してノウハウを作り受験生を指導しています。
また、私も購入し参考にさせてもらいましたが、再現答案を集め分析した書籍も出版されています。
すなわち、私は過去の「先達」が作成した再現答案のおかげで勉強ができ合格できたと言っても過言ではありません。
そういう意味でお世話になった人たちへの「恩返し」のため、そして、これから中小企業診断士試験に挑戦する「後進」のために再現答案を作成する義務があると思います。
〇口述試験&再受験のため
筆記試験が合格された方は、すぐに口述試験が待っています。
口述試験は、その年の筆記試験の与件文から出題されます。
そのため、再現答案を作成し振り返ることは最適な口述試験対策であると思います。
残念ながら、不合格になり来年再受験される方は、再現答案はなぜ不合格になったのか分析できる最高の教材です。
私は、二次試験を3回受けました。
最初の1回目はその必要性を認識できず作りませんでした。というよりも、作成する余裕と気力がありませんでした。
2回目、3回目は作成し、お世話になった予備校や再現答案を分析している団体に提出しました。
合格した3回目は、試験中も再現答案の作成を意識して解答骨子をメモしていました。そういう余裕が合格につながったのかもしれません。
再現答案は今までの努力の証だと認識して是非とも作成してください。
そして、合格発表(1月14日)までゆっくり休んでください。
努力は必ず報われます。