それぞれの道へ

おはようございます!ウーノスです。

いよいよ今回が最後の投稿となりました。

 

昨年の合格以来、日々盛り沢山で本当にあっという間に一年が過ぎ去りました。

私の場合、とにかく試験に合格することが最大の目標であり、診断士の世界についてはほとんど知識がなかったため、合格後はTwitterや県内外問わず様々な研究会等に参加して情報収集をしました。

その中で見えてきたのは、試験に合格してからが真のスタートであって、診断士の世界は何事も自らが意思決定していかなければいけない、ゲームで言うところのオープンワールドであるということでした。

これまでは試験問題(課題)が目の前に出され、それをひたすら解く(解決する)ことが求められてきたのに対し、合格後は自らのビジョンを定め、現在地とのギャップを埋めるために何が課題であるかを考え、解決策を見つけていくことが必要となります。これはまさに二次筆記試験で行ってきたことを体現するかのようなことです。

 

求められる専門性

診断士は当然のことのように他者との差別化のための専門性が求められます。

私も自身の専門性を強化しようと、この一年間で3つの資格試験を受けました。ただ、資格試験も闇雲に受けるものではなく、ある程度戦略性をもって受ける必要があります。資格試験を立て続けに受ける方もいますが、あくまで私個人の意見としては、その資格を取得してどのような仕事に繋げるかの具体的なイメージを持ったうえで受験することをおすすめします。試験と同様に、時間が限られる中で何をやらないかの選択が重要となります。

また、資格取得以上に大切なことが診断士としてのインプットとアウトプットの往復運動です。

皆さんもご存知のとおり、試験勉強では一通りインプットした後にアウトプット中心のトレーニングを積み重ねることが重要ですが、診断士になった後もそれは同じです。つまり、本やセミナーでインプットしたことを実践でアウトプットする過程が極めて重要で、そのインプットとアウトプットのサイクルを回していくことで、診断士としての能力が高まると考えています。私自身まだまだ経験は浅いのですが、実践の場において身に付くノウハウや知識は何にも代えがたいものであると感じています。

 

診断士の多様性

診断士の方々はバックグランドが非常に多岐に亘り、且つ診断士に独占業務がないこともあり、合格後は業界ごとの経営指導、診断業務やマーケティングは勿論のこと、補助金申請、診断士受験支援、事業承継、M&A、事業再生、IT導入支援、執筆活動、セミナー、コーチング、創業支援、海外展開支援…と活動領域は千差万別です。

診断士に限らず、他の士業でも同様かもしれませんが、資格取得を機に今後は様々なコミュニティへの参加の扉が開かれます。ぜひ怖がらずに、そのコミュニティの中に飛び込んでいってください。資格を取っただけでは何も人生は変わりません。新たなコミュニティの中に飛び込んでいくことで、付き合う人が変わり、自らの習慣が変わることで、新たな人生が回り始めると思っています。

それは私自身がこの一年間強く意識してきたことです。

 

今回合格した皆さんは、今後診断士としての経験を通して多くの知識・ノウハウ・スキルを身に付けられるスタートラインに立つことができましたので、ぜひこのまま勉強を続けていきましょう!

また、今回厳しい結果に終わった皆さんは、これから合格した暁には、大変ながらもやりがいがあり、ワクワクできる世界がきっと待っていますので、必ずや合格を果たしましょう!

 

積極的に自ら機会を創り出せば、機会によって自らを変えることができます。

皆さんの未来を応援しています!

私も負けないよう前に前に進み続けたいと思います!

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