ごあいさつ
みなさん、こんにちは。フレブルたけちよちゃんと申します。
令和3年度の合格者です。これから1年間よろしくお願いします。
合格までの流れ
私の中小企業診断士の学習開始から合格までの流れはつぎのとおりです。
令和2年 4月 | 独学で学習を開始 |
令和2年 7月 | 1次試験(6科目受験、「経営情報システム」免除) 合格 |
令和2年10月 | 2次試験(筆記) 不合格 |
令和3年 1月 | 通信講座でAAS受講開始 |
令和3年10月 | 2次試験(筆記) 合格 |
令和4年 1月 | 2次試験(口述) 合格 |
受験のきっかけ
令和2年4月は新型コロナウイルスが蔓延し始め、緊急事態宣言が出された時期です。現在の業務は、外食産業との取引が多かったため、その影響を強く受けました。飲食店ではないため、保障は薄く、何らかの対策が必要でした。その対策として補助金の活用があり、相談先が中小企業診断士ということでした。中小企業診断士の学習の中で、何か役立つことを発見できればいいなと思い、受験することにしました。
1次試験
受験しようと考えたのは4月中旬でした。申込期間が迫っていましたので受験願書を取り寄せ、参考書を購入することから始めました。具体的な対策の詳細は次回以降に書きたいと思います。試験翌日に正解が発表され、60点に満たない科目もありましたが、全体として合格点を取ることができました。
2次試験(筆記)
令和2年と令和3年と2回受験し、2回目で合格することができました。2次試験対策の詳細は次回以降に書きたいと思います。
2次試験(口述)
令和4年1月14日、筆記試験の合格を確認しました。合格する自信は全くありませんでしたので、口述試験の対策は全くしておりませんでした。数社の口述試験対策の冊子を用意し、準備期間が10日もないところでしたが無事合格することができました。
診断士的思考とは
口述試験の対策をしているときに、診断士的な思考とはどんなものだろうかと考えていました。口述試験では、「中小企業診断士として」回答することが求められます。
さらに、1問あたり2分程度で回答することが求められます。用語の説明で2分間も持たせられるのかと最初は不安に思っていました。
そこで、あらためて「診断士として」という言葉の意味を考えました。結論から言ってしまうと、「複数の視点で」「MECE(もれなく、だぶりなく)」にということだと考えます。
たとえば、私の口述試験での質問内容は、次のようなものでした。
これらの各項目について20秒で説明しなさいと言われると、逆に時間内に収められるか心配になります。口述試験はほぼ合格するという試験なので、この考え方が正しかったかどうか検証はできておりませんが、「2分間」という時間に対する不安はなくなり、落ち着いて口述試験に臨めたのは良かったと思います。
AASで学んでよかったこと
「複数の視点で」「MECEに」というのは、一般的には「フレームワーク」と呼ばれています。コンサルタントがよく使うフレームワークのような書籍は数多く出版されています。日本語や英語の単語の頭文字を拾っただけのものが多いかもしれません。しかし、物事を論理的に考えようとすると、ここに行き着くのだと思います。
中小企業診断士の二次筆記試験は、明確な解答がない試験だと言われています。だからこそ、制限時間内に論理的に解こうとすると、「フレームワーク」が大切になってきます。そのことをAASで学べたのが合格の要因だったと思います。AASを選んでよかったと思います。
ここでいう「診断士的思考」はあくまでも私見ですが、このブログを読んでいただいた方の「気付き」につながれば幸いです。
次回執筆時には、成績開示請求の回答が届いていると思いますので、少し触れられたらと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。