読むスピードが遅くても二次試験を突破するには

皆さんこんにちは、チャンディガール観光大使(自称)です。

 

設問文や与件文を読むのが遅い、そのせいで80分では時間が足りない、まずは読むスピードを上げなきゃいけないんじゃ・・・

そんな悩みを抱える受験生は結構多いのではないでしょうか。

 

そんな方々に向けて今回は、読むのが遅い私が実践した事例Ⅰ~Ⅲのタイムマネジメントを紹介していきたいと思います。

 

受験生1年目、私が通っていた某大手予備校では

  • 最初の設問解釈にしっかり時間をかけましょう
  • 与件は最低でも2回読みましょう

というようなことが言われていました。

 

もちろん、やらないよりやった方が良いです。

ですが、私の場合それをやるだけで35~40分ぐらい経過しているのが常でした。

そこから回答の骨子や内容を考え始め、全く時間が足りず、パニック状態に陥り、空欄だらけで提出する、というような事を繰り返していました。

本試験もそんな感じであっさり不合格。

 

80分ではどうやっても無理でした。

 

受験生2年目になっても、しばらくは愚直にそれを遂行していました。

繰り返すことでいつか開眼する日が来ると信じていました。

 

しかし、待てど暮らせどその日は来ません。

開眼しないまでも読むスピードが少し速くなった(^^)v

というような事もなく、時間をかけて読んだはずの設問内容は与件を読んでいる内にいつも忘却の彼方へ。。

 

 

とうとう開眼を諦めた私は

  • 設問はサラッと題意だけ確認する
  • 与件は超集中して1回だけ読む

というスタイルへの転換を図りました。

 

これが奏功しました。

 

この作業であれば開始から20~25分で完了する事が出来、それによって解答の骨子や内容を考える時間を10分以上増やすことが出来ました。

骨子や内容が以前よりもしっかりした事で記述の時間も短縮でき、どうにか80分で答案を埋めきることができるようになりました。

 

スタイルを変えて以降は演習や模試の点数も伸び、二次試験も無事合格する事が出来ました。

 

最終的な80分の使い方はこんな感じでした。

工程 内容 経過時間
準備 記名、メモ用紙作成、段落線引き、企業概要把握 ~2分
読む 題意にマーキングしながら設問を読む ~5分
SWOTでマーキングしながら与件を全力で1回読む ~25分
考える 設問と与件を行ったり来たりしながら、骨子・内容をメモ用紙に書く ~45分
書く 解答用紙を埋める ~80分

 

これが正しいやり方だとは思いませんが、私にとっては

読む工程を削るデメリットよりも、考える工程を増やすメリットの方が大きかった

のだと思います。

自分に合ったやり方を見つけられた事が合格につながったと、振り返ってみて感じます。

 


受験生の方々へ

二次試験はまず解答用紙を全て埋めきる事が勝負の大前提だと思います。

それを実行する為にも、色々と思考錯誤して自分に合ったやり方を見つける事が重要です。

皆さんが自分のスタイルを確立し、合格を勝ち取ることを祈っています。

頑張ってください!

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